2009年3月5日木曜日

○○○○のフランス語の先生

私は首、肩、腕、手にちょっと故障があるので、その治療というかリハビリというか、まあメンテナンスというか、定期的に運動療法士兼マッサージ師さんでフランスではキネとよばれる診療所に通っています。日本で言ったら接骨院だか運動療法士さんのところといったところ。


この診療所のとなりには老人専用サービス付きのマンションがあることもあって、患者さんの多くはご老人。骨折したとかで若い人が来ることももちろんありますが、それは骨折が完治するまでの一定期間だけ。一方、ご老人やかなり重度のハンディキャップをもった患者さんたちが、週に2回だったり3回だったりでまめに、そして定期的に通っています。そのため、私も常連の患者さんたちとはしょっちゅう顔を合わすことになります。普通だったら挨拶を交わす程度でとどまるところですが、私が(ご老人にとったら)若くて外国人だったりするものだから、おじいさんおばあさんにはすっかりかわいがってもらうようになり、あるおばあさんからはプレゼントを頂いたり、あるおじいさんからはCDを貸してもらったり、意外なところで和やか交流をしています。

モンペリエという(日本に比べたら)小さな街のある一区画に住むご老人といえど、彼らの話を聞くと、かなり国際的でおもしろいのです。ドイツ、スペイン、イタリアがらみはもちろんのこと、息子がタイに住んでいる人、息子がオーストラリアに住んでいる人、ご本人が長年カナダに住んでいた人、ご本人が長年トルコに住んでいた人、または、3人の娘がそれぞれタヒチ、グアドループ、マルチニックに住んでいるので、年の大半の時間を娘たちを訪ねて島国生活をしている人など、いろいろなのです。職業だっていろいろ。元研究者、元ミュージシャン、元電気技師、元戦地で郵便物配達人から元ピアノの先生まで。

もちろんみんな身体のどこかに故障があるからこそ治療に来ているので、軽度の人から重度の人まで、健康問題は人それぞれですが、私が接する人たちはみんな優しく、そしておしゃべり!フランス人のおしゃべりは有名だけど、ご老人だとそれにも年季が入ってるわけで、私は笑わされっぱなし。

そんなこんなで、皆さんの昔話などを耳にすることが多いのですが、しかしながら、さすがに日本に住んでいたという話はそう滅多と聞く話ではありません。でも、いましたいました。唯一、日本在住経験のある人が。

しかも彼女が日本でしていたことというのは、ちょっとやそっとの話ではないのです。

この方は、今年91歳になる元シスター(キリスト教の修道女)。診療所の近くに現役を引退したシスターたちが住む専用の寮があるので、患者さんの中には数人、こうした元シスターさんたちがいます。その中でも最高齢であり、かつ、一番パワフルな元気おばあちゃんがこの人。もともと私のキネ氏から「leonardo に会わせたい人がいる。」と、前々から言われていた人で、1年ほど前に一度だけ挨拶を交わすことができました。そして今はしょっちゅう時間が前後して顔を合わすようになったのです。91歳というのがまったく信じられない元気のよさ。背が低くて小さいのですが、目がきらきらしててしゃべり方のなんとはっきりしていること。圧倒されます。

さて、このおばあちゃんは日本に3年間滞在していたといいます。場所は東京。そこである人のフランス語の先生をしていたんですって。でもこのある人というのがただ者じゃないんです。だからちょっとみんなにあててもらいたいな~と思ったので、今日はクイズです。

その人の名前は、言うなれば○○○○。漢字4文字で、この中には呼称も含め(さん、とか、ちゃん、とか)、みんながよく使う呼び方です。もちろん日本人で、東京在住の人。とにかく日本人なら誰もが知っている有名人。

このおばあちゃんは、3年の間、毎週一回相手の人のおうちに出向いてフランス語のレッスンをしていたのだといいます。

おばあちゃんはこうしてフランスに、相手の人は今も日本に、遠く離れ、そしてもう年月がだいぶたった今ですが、お互い手紙のやりとりを続けているのだとか。

さてさて、この○○○○とは誰でしょう?

みなさん当ててくださ~い!

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

kuizu no kotae wa
kougouheika de syouka
soretomo
michikohi de syouka
soretomo
michikosama de syouka




burogu no aidokusya yori

Unknown さんのコメント...

三輪明宏

leonardo さんのコメント...

早速の予想ありがとうございます。
さて、誰でしょうか。
解答編はまた後日に!