2008年8月23日土曜日

ちょっとそこまで。。。

月曜日にオペラjrの活動が再開して、ついに新年度2008-2009がスタートしました。
今週は午前中だけの仕事で、朝はきちんと起きるし、午後も夜も自由にできる時間がたっぷりあって、とても有意義に過ごせた感じ。5日間があっというまに過ぎました。

バカンスが終わってしまったことと、気温が一気に下がってまるで秋みたいになってしまったことで、「なんだかな~」って気分もありましたが、うれしいことに昨日、今日とまた気温が上がってきて夏らしくなりました。真っ青な空、そして暑すぎることはない。とっても快適です。やっぱりモンペリエはこうでなきゃ。

普段は午前中に用事がない限り、布団から出るのも遅いし、だらだらして時間がたってしまう私ですが、めずらしく今日は午前中にお出かけしてきました。バカンス中の週末ということで、町はがら~んとした感じ。こんなお散歩は久しぶりだったので、はりきって写真を撮りながら行ってきました。

家をでてからてくてく。トラムの一番線沿いの道を進みます。
今日は旧市街地には入らずに、その周囲にそって歩くコースを選んでみました。



路地の奥には大きな大きなサン・ピーエル教会の後ろ姿が見えてます。


医学部の前の並木道を歩いて坂を上がっていきます。



まもなくすると、左手にはサパンの塔があります。


この向かい側、通りの右手には植物園があります。昔、医学部や薬学部とゆかりのあった植物園。実は私はまだ中に入ったことはないのですが、お散歩するのによさそうです。




かなり古い建物の名残もあったりして、いい味をだしてます。



この並木道を登り切ると、凱旋門が見えてきます。
ここは普段はとても車通りの多いエリアだけど、今日はほんとにがら~んとしてました。



この凱旋門をくぐって左に入っていけば旧市街地に入り、凱旋門の向かい、右手には集水場のあるペイルー公園があります。



今日の私はペイルー公園に入ることもせず、壁づたいに街の外側にそって歩き続けました。
すると見えてくるのが水道橋。


以前、ペイルー公園側からの姿を紹介したと思いますが、裏手にまわって水道橋の下にいくと、こんな感じです。



ポン・デュ・ガールにはかなわないけれど、優雅さもあっていい感じでしょう?
実は今日の朝のお散歩、めざしていたのは、この水道橋の下で毎週末朝だけ開かれるマルシェだったんです。普段、土曜日は必ず仕事だし、日曜の仕事も多い私がここに来たのは、これが初めて!


行ってみると、けっこう人がいます。



老若男女問わず、いますいます。
店も野菜、果物の八百屋さんから、お肉屋さん、魚屋さん、チーズ屋さん、お花屋さん、パン屋さん、洋服を売る人、アクセサリーを売る人、ちょっとした骨董品、などなどいろいろあります。
ここのマルシェは食料品も有機栽培だったりして、別に安い店というわけではなく、どちらかというと品の良さを求めて集まってきてる客層だなーと思いました。
私がなぜめずらしくこのマルシェまで散歩にきたかというと、つい最近、日本人留学生のYさんが水道橋横のアパートに引っ越したので、お散歩ついでに「ピンポ~ン」ができるんです。
で、実際「ピンポ~ン」と寄り道させてもらいました。

彼女はここの広いアパートで他に2人の学生とシェアをし始めました。フランス語ではコロカシオンといって、学生や若い人の間ではもっぱら行われている生活形態。同居は同居だけど、スペースが広いというのはやっぱりいいこと。彼女の家のベランダからはご覧の通り、水道橋が目の前です。


夜はイルミネーションもあって、なかなかのいいムードなんですよ、ここ。

私がやってきたから、遅めの朝ごはんにと言って、自転車でさっそうとクロワッサンを買いにいってくれたYさん。帰ってきたところをパチリ。

私が住むエリアとはまた違った表情の地区で楽しませてもらいました。

やっぱり午前中に街に出るのは気持ちがいいもんですね。

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