今は四月。日本では桜とともに、誰もが「春」を感じていることだと思いますが、こちらモンペリエでも、一応は「春」なんです。気温が上がって、もう寒さを感じることはなくなったので、冬が過ぎ去ったことは確か。でも、日本人である私にとって、今の気候はただ「春」というよりは、「もう夏が近いぞー!」という知らせに感じるのです。初夏と言ってしまっては、言いすぎかな?と多少迷いますが、でもやっぱり日本の春とは違う。日本の四季の彩りはやっぱり特別です。こちらでは、夏と冬があって、その間の移行期間をなんとなく春と秋といったらいいかな?という感じです。街ゆく人の服装を見ても、もう男の子はみんなTシャツになっちゃってるし、女の子ももう薄着。すっかり夏モードはいってます。
フランス人に言わせたら、フランスにだって四季はあると言いますが、日本とフランスを知ってる私にとったら日本の四季の季節感の違いは格別。この点ではすっかり日本びいきです、私。先週の日曜日に、こっちのTVのニュースで、東京のお花見の様子が取り上げられてました。映像を見て、私も一人「ああ、これぞ日本の春!」とうれしかったです。3年前には4月のバカンスを利用して日本に帰りましたが、今の仕事のリズムではなかなか思うように日本に帰る時期を選べません。次に日本の桜を見るのはいつになるかな?「春」は、すっかりこちらになじんだ私にとっても、日本が懐かしくなる大事な季節です。
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