
せっかくブログをスタートしたけれど、車のことで頭がいっぱいになっていたので車ネタが連続してしまいました。今日は気をとりなおして、私が住むモンペリエの紹介をしたいと思います。
まず、私が引っ張り出してきたのは「中学校社会科地図」!ヨーロッパのページを開くと、どど~んと場所をとってるのがフランスですね。そして南の方に目をやると、きちんと載ってます「モンペリエ」!そう、私はここで生活をし始めて5年半になります。中学生の時には夢にも思っていなかったなあ~。
モンペリエはラングドック地方の首都で、フランス第8番目の都市です。1999年の統計によると、モンペリエ市の人口は22万5300人、郊外も含めての人口は45万9916人でした。しかしその後、TGVの開通に始まり、市街地の再整備も急ピッチで進められて、企業はもちろんですが、多くの人が太陽の恵みを求めて北フランスから、そしてイギリス、ドイツなどからもモンペリエにやってきたのです。そのため人口も増え、2007年にはモンペリエ市と周囲全体の人口は53万1000人と発表されています。
日本人にとってはマルセイユ、ボルドー、プロヴァンスなどとは違って、あまり名の知られていない街ですね。でも数年前に日本人として初めてサッカーのひろやま選手がモンペリエのチームと契約してプレーして、彼の活躍は日本のテレビも熱心にニュースで伝えていたし、ラングドッグ地方のワインもここ最近、日本で見かけるようになってきたと友達も言ってたし、10年前よりは徐々に知られるようになってきたんじゃないかな。
この街の魅力はなんといっても「青い空、輝く太陽」そして「山あり、海あり」の恵まれた自然でしょう。街から地中海まで10キロです。そして反対側にはガリーグと呼ばれる岩山や、セヴェンヌ山脈の山々がつらなります。ちょっとドライブがしたい時にはそれこそ「今日は海にする?山にする?」といった感じです。そして海といってもそれは地中海。私も初めて地中海を見た時は、その穏やかぶりに感動しました。波がざっぷ~んの日本人にとっての「海」とはやっぱり違うもんです。気候も温暖で、晴天の日の多さと言ったらもう驚きです。年間300日以上が晴天らしい。。。ここに住みだしてから、気候とその土地に住む人の気質、性質とのつながりは明らかだと納得するようになりました。ここに住む人は、おおらかでのんびりとしていてetc。でもなまけもの、とかよく言われますが、でも当然です!だってあまりにも天気がいいのだもの(笑)そう言えば、私のピアノの生徒に、高校生で自転車でレッスンにやってくる男の子がいるんですが、彼はある雨の日、無断でレッスンにこなかった。心配したし気になったからあとで理由を聞いてみると、「ああ、だって雨じゃこれないよ!」だって(笑)まあ自転車だからというのはわかるけど、それでもあんたはハメハメハ大王かその息子か?!って(笑)まあ日本じゃありえない、このお気楽ムード。
ただでさえ人口密度の高い日本ですが、その中でも大阪、東京、名古屋の大都市圏で小さい時から生活してきた私にとったら本当に小さな街です。でも日本と比較して驚くのは文化の充実度。それから公共設備の充実度。スポーツ施設や文化施設、コンサートなど、国や地方自治体がほぼ全面的にバックアップをしているので、なんでも料金が安い。それにモンペリエは大学都市でもあるので、若者がたくさんいて活気のある街です。
いろんな面を考えてみても、大きすぎず、小さすぎず、でも必要なものはある。本当に住みやすい、住むのに適した街だと思います。そんなモンペリエ紹介の記事をこれから時々書いていきたいと思います。
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