2008年4月13日日曜日

モンペリエの中心地



さて、上の地図はモンペリエ中心地 Centre ville の地図です。関西出身のY君は「センター街!」と訳してましたが(笑)、地図中央の黄色い部分が旧市街地とも言える、昔ながらの中心地です。面積的には小さなもので、東西南北それぞれ1.2キロほどでしょうか。
モンペリエは海にも近いので、平坦な街を想像しがちですが、実は丘の上にできた町なのです。そのため旧市街地内には急な坂も多く、そして何よりも小さな路地が複雑にからみあっているので、慣れるまでは自分が今どこにいてどの方向にむかっているのか、ちょっと方向感覚のつかみにくいのが特色ですね。
この地図で下中央部分にモンペリエ駅があり、TGVも乗り入れています。ここからパリまで直行で3時間半。そのおかげで仕事の人など、パリ-モンペリエの日帰りも可能な距離となりました。

モンペリエ市民にとって街の中心地となるのが、この地図上で私が「1」の印をつけた「コメディ広場」です。次の写真の奥に見えるのが「オペラ座コメディ」。今現在この広場はトラムの一番線が乗り入れるほかは、車の進入も禁止された歩行者専用エリアとなっています。


この広場から北側に続くのはエスプラナードと呼ばれる並木道の広場です。並木道にそって噴水がいくつかある広々とした空間で、プラタナスの緑が青空とよくマッチした気持ちのよい場所です。隣接した公園には池もあり、池のほとりの芝生でピクニックする人、寝ころんで読書する人、池の周囲をジョギングをする人、犬を連れた人などなどみんながリラックスしています。子供向けのエリアもあって、家族連れも多いですね。

私は現在、先の地図で旧市街地のすぐ北側にある「L」の文字があるあたりに住んでいるので、街に出るときにはトラムも使わずに、このエスプラナードを通って10分~15分でコメディ広場までこれます。下の写真の通り、この広々とした空間が日本にはなかなかないものだな~と毎回感じながら通りますが、私にとってcentre villeの中でお気に入りのエリアの一つです。

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