ふと、「暑い~~~。。。」と言っていたこの夏のある日を思い出しました。
それは7月のイタリア旅行中、フィレンツェでのこと。
インターネットで予約したホテルに二泊した私たち。スタッフも感じがよく、部屋にシャワーとトイレもついていて、朝食付き二人で二泊100ユーロだったホテルにも大きな落とし穴がありました。
それは暑さ。
エアーコンディショナー付きと書かれていたのだけど、実は冷房はなくて扇風機があっただけだったんです。
私たちが滞在した一週間、イタリアではかなりの猛暑日が続いてて、とくに盆地のフィレンツェは暑かった。日本までとは言わないけれど湿気を感じましたから。
で、モンペリエ暮らしの私はともかく、ブリュッセル暮らしのSにとってはかなりつらかったようで、夜も寝れずにいました。当然、窓を開けっ放しにするしかないのだけど、すると今度は蚊が!これには私もまいりました。蚊に悩まされるなんて本当に久しぶりのこと。二人して暑さと蚊に悩まされる夜となってしまい、朝もゆっくりなんて寝てられず、行動開始となりました。
まずはメディチ家の礼拝堂があるサンロレンツオ教会。
大学時代のS先輩がイタリアに留学して、この広場に面したアパートに住んでいると言っていたけど、今頃どこにいるのかな?

最近、日本人学生が壁に落書きしたとかで話題になりましたね。残念ながら落書きをする人は あとをたたないみたいで、世界各国の言語で数十年前のものから、つい最近の日付つきの落書きがありました。
ドゥオモのクーポラに上る前にまずは教会内部を見学しましたが、二回目となる私は、15世紀のこの建築技術に改めて興味をもちました。クーポラの完成は1436年だそうです。この淡い色が独特な教会のファサードは、19世紀になってから完成したそうです。
この教会でも内部を見学するのにふさわしい服装が求められましたが、私がミラノで経験したような「即アウト!」ではなくて、肌をおおう水色のかぶりものを配っていました。真夏日のフィレンツェでしたから、軽い服装の人は当然多くて、教会の内部ではかぶりものをはおったこんなかっこうの人たちがたくさんいました。

最近、日本人学生が壁に落書きしたとかで話題になりましたね。残念ながら落書きをする人は あとをたたないみたいで、世界各国の言語で数十年前のものから、つい最近の日付つきの落書きがありました。
ドゥオモのクーポラに上る前にまずは教会内部を見学しましたが、二回目となる私は、15世紀のこの建築技術に改めて興味をもちました。クーポラの完成は1436年だそうです。この淡い色が独特な教会のファサードは、19世紀になってから完成したそうです。
この教会でも内部を見学するのにふさわしい服装が求められましたが、私がミラノで経験したような「即アウト!」ではなくて、肌をおおう水色のかぶりものを配っていました。真夏日のフィレンツェでしたから、軽い服装の人は当然多くて、教会の内部ではかぶりものをはおったこんなかっこうの人たちがたくさんいました。
意外とかわいい。男も女も老いも若いも水色かっぽう着。
続いて教会から出て、クーポラに上るための列に並びました。思っていたよりも早く列は進み、私たちもグループの最後尾で中に入れてもらえました。最後尾だったおかげでマイペースで登れてラッキー。
果てしなく続く階段の途中地点が、教会内部の天井付近。
こうして内部の見学者たちが小さく見えます。
そして天井画も近くで見えます。
ここから天井のカーブにそってせまい階段を上っていくと無事に屋上に到達。
私が前回ここを訪れたのは21歳のときなので、ちょうど10年前。
きれいな景色や上り切った時のよろこびなどはかわりなかったのですが、ひとつだけ大きな変化が。それは私の体力。。。 夏の暑さもあってか、しんどかった~。うん、暑さのせいというよりは、単に10年という年の変化の現れですね。。。
となりの鐘楼も上まで登れますが、やっぱりドゥオモの方が少し高いですね。
10年前と同じく、屋上でしっかり時間をとって休憩。ぼ~っと座ってフィレンツェの町並みを眺めていました。
ほいほいと勢いよく階段を降りてから二人が口にしたことは「お腹がすいた。」
ちょうどお昼でしたからね。
軽くお昼を食べてから私たちが向かったのは町の東側エリア。私も前回は行かなかったサンタクローチェ教会を見学しました。
今回の旅行で私が気に行ったのは、教会の回廊。
静寂のためにスペースが設けられてる感じで、どこの教会でも小鳥の声が響いててオアシスみたいでした。
この日はウィンドーショッピングもたくさんして、というか、二人とも奮発してワンピースを買っちゃいました。というのも、フィレンツェのマドモワゼルたちはとってもフェミナンでかわいかったんです。普段、モンペリエの気取らず飾らず開放的なマドモワゼルたちを見慣れてるので、国と場所が変わればこうも変わるか?と印象深かったんです。触発されちゃったのかもね。
夕食までにはまだ早かったのですが、ヴェッキオ橋付近を歩いていて、ふと、かわいらしいお惣菜屋さんを見つけました。しかも、近寄って見てみると日本人らしい家族が中に入っていき、しかも日本人観光客が下見にきてました。きっと日本のガイドブックで紹介されてるんでしょうね。そうとわかると、なんだか今さら日本人観光客でベタな感じが嫌だなーとも思ったけれど、かわいらしい雰囲気と、店の奥は川に面してるロケーションから入ることに決めました。
中に入ると人のよさそうなおじさんが一人で早めの客の相手をしてました。
店の奥のテーブルにつくと、そこからはヴェッキオ橋が目の前。
なんだかこの景色をみていると、「京都の鴨川みたい!」と思いました。ところせましと川沿いに建物が並んでいて、イタリアと日本と違うけど雰囲気は瓜二つ。Sと二人で日本語でしゃべってると京都にいるような錯覚がしておもしろかったです。
二人ともいくつかお惣菜を選んでごらんのような夕食が用意されました。
時間に追われずにのんびりと気ままな二人ふらり旅のようで、エコノミーだけどなんだかリッチな気分になりました。
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