2008年8月6日水曜日

カマルグ Camargue

エグモルトを過ぎてまだ東に車を走らせると、お隣の県ガール Gard に入ります。内陸の方には向かわないで海岸線から離れずに走っていると、ローヌ川の河口付近に広がる湿地帯、カマルグ Camrgueに入ります。ここは塩田でも有名ですが、フランスで唯一お米を作っている地域でもあります。そして黒い牛と白い馬でも有名です。カマルグの馬という特別な種で、インストラクターに付き添われたお散歩グループをよく見かけます。




この地域で見られる伝統的な民家がこれ。


フランスでこのタイプの屋根をみるのはめずらしいけれど、やっぱり暑さ対策のために風通しをよくする工夫だったのかな。
今回のドライブで、私は今までに通ったことがない道を選んでみました。きちんと整備された幹線道路からはずれて、ちょっぴり自然の野生的な風景が楽しめるかなと思ったからです。
が、しばらく進むと、道が行きどまりになってしまいました。車を降りて前を見に行くと。。。





どうやら川を渡るのに、船で渡らないといけないようです。詳しい説明もたいしてなく、正常に運行しているとして、30分おきに一回の通行みたいです。
う~ん、私たちもバカンスだから急いではいないとは言え、30分か~。待ったところで、きちんと運んでくれるのかが問題。いまいち信用しきれないところがフランス生活なんです。。。でも私たちの前にもすでに2台車がいて、うしろにも数台ならんで待ち始めました。





じゃあまあ急いでないのだから待とうか、ってことにして炎天下ひたすら待ちました。

そしたらどこからともなくお兄さんが現れて、船のエンジンをかけました。お、どうやらちゃんと仕事するらしい(笑)






お兄さんの誘導に従って、私も車を進めます。





わ~い、こんなの初めてだからとテンションがあがってまいりました。
サイドブレーキをきちんとかけてスタンバイOK。



一緒に並んで待ってた人たち分だけぴったり乗せて、船が動きだし始めました。
ではその様子をちょっぴりビデオでお楽しみください。





ほんの数十メートルという川幅だけど、橋をかけずに、こうして船で渡しているのも自然保護のためなんでしょうね。徹底しててえらいわ。初めての道だったけど、冒険してみて大正解。楽しかったです。

さあ、私が目指している街が遠くに見えてきました。遠くで白く背の高い建物が目的地です!


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