2008年8月28日木曜日

Rentrée 活動再開!

夏のバカンス明けによく耳にする言葉がRentrée ラントレ。 フランス語で新学期のことを意味しますが、学校に通う子供たちだけでなく、3週間や1か月という大バカンスを満喫し、仕事を再開する普通の大人たちにも使います。

今年、小中高の生徒たちの夏のバカンスは、7月5日から9月3日まででした。本当にまるまる二か月の大バカンス。これに合わせて親や家族が休みをとるので、夏のバカンスは7月派と8月派に分かれます。日本と同じように帰省ラッシュやUターンラッシュはあるわけですが、おもしろいのは、みんな長期で休みをとれているのでそれなりに選択の余地があり、ラッシュにも二方向あるわけです。やっぱりパリを都として、地中海をバカンス地とするので上りと下りと言えますが、交通情報には二方向、それぞれ混雑ピークの予想が発表されます。フランスのバカンス事情を知れば知るほど、お盆の期間のたったの数日、もしくは長くて一週間しか休みがない日本人を思うと、「働きすぎだよ、日本人。」あるいは「休むことを知らない日本人。」とつくづく思います。会社や社会のしくみや考えが変って、数週間休みをとってもいいよ!ってことになったとしても、旅行に出かける以外、数週間をゆっくりしつつ楽しむことができる日本人てなかなかいないんじゃないでしょうか。。。

子どもたちはあと数日のバカンスを楽しんでいますが、働く普通の人々の多くにとって、今年のRentréeは8月18日でした。で、私も同じく18日に仕事を再開。先週は午前だけで軽かったんですが、今週は午前と午後、五日間通して集中練習のため、私にはかなりきついペースです。おかげで生活は規則正しくなっていいけれど、やっぱり私には普段のばらつきがあるリズムが向いてるかなーと思います。二日きちんと朝起きたら、一日は目覚ましをセットせずにだらだら眠りたい。。。こんなことを言うと、貧乏ながら、内容的には本当に贅沢な生活をさせてもらっています。これぞフランスリズム。慣れてしまったら簡単には手放せませんね。
ちょっとしんどい仕事も明日一日を残すのみ。そしたらまた6日間の休息がまってます。日本には年内通しても6日間の休みがとれない人がたくさんいるということを思い出して、ありがたくお休みを過ごさせてもらいます。私も十分スローライフしてるって言えるんでしょうね。

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