フランスで生活する日本人、フランスに限らなくても海外で生活する人なら皆、一応気に掛けることと言えば、健康管理。もしものときには現地の医療にお世話にならざるを得ないから。そのため、どんなガイドブックでも、健康管理について、現地の医療事情について数ページがさかれています。
しかしフランスについて言えば、私はかなりの事情通を知っています!この人物は独り身でありながら、医者通いから精密検査までを経験してきました。そのため、フランスの社会保険のしくみ、医療費の実情など、かなりのことに詳しいのです。
さて、その人物とは、実は私自身!
病院事情に詳しいということは、健康問題がからんでいるので何も自慢できることではありませんが、「質問があったらどうぞ!」と言えると自負しております。まあ、経験してないのは大手術と出産くらいですね。出産と言えば、フランスで出産、子育てをしている日本人女性はたくさんいるので、私はお呼びではありません。
私はちょっとやっかいな問題をかかえてますが、二年前に心ない医者というか、私にとってアレルギー反応をおこしそうな波長の合わない医者に出くわし、彼の言動、指示のせいで、いろんなことにうんざりして以来、しばらく口をとざしていました。私は気分を害したり、人への不信がつのると口をきかなくなるという性質なんですね。で、実際のところは痛いみやしびれが毎日24時間中24時間といえるほどあったのだけど、「まあ私はこんなもんか」と思うように努め、慣れるようにがんばってきました。が、つい最近、例の脂肪腫のことで思いがけず病院通いが必要となって、いつもと違う痛みや対応を経験したのをきっかけに、普段私が我慢しようとしてきた痛みの話も、実は相当強い痛みだぞ、と気がつき、気持ちを新たに新しいお医者さんのところでちょっと話してみたんです。それから専門医のところに送られ、この専門医から2、3検査を指示されて、自分の健康問題をかまうこととなったのです。
そこで、5年前に初めてフランスでお医者さんに行った時のこととかを思い出し、今やこなれたもんだな~と実感したわけです。もちろん私だって、日本を出た時にはフランスで医者の世話になる予定もつもりもなく、日本の海外用保険に加入してやってきました。それが今ではフランスの保険に加入し、まったく無駄がないと言えてしまうくらいに駆使しています(笑)。そこで、「ああ、これだったらフランスの医療事情について本がかけてしまうわ。」と思ったのでした。
まあまた時間があるときに、ちょこちょこと話のネタにしていきたいと思います。
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