2023年12月21日木曜日

Marché de Noël / マルシェ ドゥ ノエル

今や世界各地に広まっているクリスマスマーケットの文化。 

17世紀のドイツが発祥地とされているようですが、ドイツ各都市、オーストリア、チェコなど冬のヨーロッパ旅行のお目当てがクリスマスマーケットだという人も多いことでしょう。

フランスでも、ドイツ文化圏に属するストラスブール周辺地域で、とても盛大なクリスマスマーケットを見ることができます。

このクリスマスマーケット、フランス語では「Marché de Noël / マルシェ ドゥ ノエル」と呼ばれます。

モンペリエのある南フランス、地中海文化圏域では、昔からの伝統として行われていたものではありませんが、今やほとんどの街や村でマルシェ ドゥ ノエルが開催され、モンペリエ市では15年前から毎年開催されるようになりました。

確か以前にはコメディ広場で開催されたこともあり、その後、コメディ広場から奥に続くエスプラナードのエリアで 毎年開催されるようになりました。

いつのころからか、イベントの名を「Les Hivernales de Montpellier」とし、年々規模が大きくなって、小さなローラーコースターや観覧車、さらにはスケートリンクまで設置されるようになっていました。(ただ、テロの恐れが高まった時期やコロナ禍には厳しい規制がしかれたり、縮小せざるを得ないことなどもありました。)

今年はどうかというと、先日お伝えしたように、コメディ広場やエスプラナード一帯の大規模工事のために、場所を大きく変えて、ペイルー公園での開催となりました。モンペリエの凱旋門から水道橋までに広がるエリアです。ここでマルシェが行われるのは初めてとか。

12月2日にオープニングイベントが開催されて、年末30日まで続くマルシェが始まりました。12月25日のノエルの日を除けば、毎日開催されます。

 

 

私はオープニング日の翌日にふらっと一周してきたので、また追ってその様子をお伝えしたいと思います。

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