2008年8月31日日曜日

イタリア旅行 4 Pavia

ずいぶんと長いこと中断していたイタリア旅行日記を再開したいと思います。

バカンスが終わってしまった今つくづく思うのは、仕事の予定が確定するのを待たずに7月頭のイタリア行きを決めて、それが運良くちょうど一週間の休みにぴったりあてはまったなーということです。その時期がちょうどSにとってもYにとっても都合よくて、3人で会えてほんとよかった。ああ、この夏の私のバカンス。。。

Yちゃん家族のところに二泊させてもらって、7月2日はSと私が二人で次の土地へ向けて出発する日でした。おちびちゃん二人とで大忙しのYがパヴィアの町の案内をかってでてくれたので、電車もお昼すぎのにして、3人でパヴィアの町をお散歩しました。




車をとめてからてくてく散策。

なんかイタリア北部のこの町で、私たち3人がお散歩してるなんて不思議な感じ。私たちは某大学のS寮の仲間。あのころから10年経ったのか~。。。

町に入ったらすぐに市場に遭遇!ついつい見ちゃいますね。木製のおもちゃや台所用品を売ってる店では、私たち3人とも即決でそれぞれおみやげを購入。


町の散策もショッピングから始まっちゃいました。


私は予備知識もなにもなく訪れたパヴィアの町。小さいけれどすごく古い歴史を感じます。




イタリアでレンガの建物とは想像もしてなかったけれど、この古い色がとってもすてきでした。

写真の奥に写ってるのが町のメインのドゥオモ。修復工事がおこなわれてました。


電車の時間を気にしながらの足早散歩ではあったけれど、北イタリアの一都市を味わえました。私にとったらパヴィアはYの街。



駅まで送ってもらってついにYとはお別れ。9年間もあっていなかったことがウソみたいな二日間でした。彼女はこの後7月中旬にはファミリーで日本に行きました。ちびっこ双子を連れての長旅は親も子もタフでいないとだめそうだけど、きっと楽しんできたことでしょう。なによりあのちびっこ二人組のかわいさにやられちゃった人がたくさんいたのでは?
「南フランスと北イタリアはとなりだ!」ということで、Yに「またおいで。」といわれる前に「また来るね!」と言ってしまった私でした。
私とSはヴェネチアに向けて出発です。11年ぶりの水の都!

2008年8月30日土曜日

ルイジアナ / 愛知

このところ大統領選挙でもりあがっているアメリカですが、また巨大ハリケーンのニュースもはいってきましたね。しかも、カリブ海の島々を襲ったあとにハリケーンが向うのはニューオーリンズ。そう、私は2月に行ってきたばかり。ニュースでルイジアナ地方やニューオリンズの人々が避難準備をしている映像を見たけれど、すごくあわただしい旅行だっただけに、自分が2月にあそこに行ったという自覚、意識があまりないのです。。。でも、あの土地でいろんな人と出会って接したのは事実。しっかり覚えています。あの人たちはあそこにいるんだよなーと思うと気がかりです。お世話になった人たちは大丈夫でしょうか。。。

そして同じく自然災害のニュースで、日本の愛知での大雨が映像とともに伝えられました。太ももまで水につかって自転車を押してる女の子も映りました。愛知県は私が高校、大学と通ったところ。突然ニュースででてくるとびっくりしてしまいます。地球の裏側で今起きてることって、映像を見せられてもどこか映画のようでぴんとこないところもあるのです。地球ってやっぱり小さいようで大きい。地球の裏側ってのは大げさな表現じゃなくてほんとだもん。これだけの距離があって、時差があって、気候も天気も全然ちがうけど、日本のニュースもしっかりこっちに伝わってきてますよ。みんな大丈夫ですか?

2008年8月29日金曜日

音楽三昧 7 オペラ鑑賞

7月末のMさんの滞在で、最後の行事となったのがオペラコメディで行われたオペラ鑑賞でした。ラジオフランスフェスティバルの目玉プログラムのひとつであったペルゴレージのサリュスティア Salustia。これが世界初演ということで、いろいろ注目も集めてました。演出はこれまでにこのブログでもなんどか話題に出たジャン=ポール・スカルピタです。

私にとっては、この夏のバカンスの音楽三昧シリーズ、最終回。

27日の日曜日と28日の月曜日の二日公演だったのですが、私たちが行ったのは28日月曜日の夜20時。そう、この日は午後にビーチに行ったりしてきて、ご飯も早めに食べて、そして夜のおでかけがまってたのです。





何がうれしかったって、実は招待席をゲットできたのでした。今回、ラジオフランスのフェスティバルでちょっぴり働いたものだから、チケットを買うつもりでいながらも、だめもとで「ちょっぴり割引値段で買わしてもらえないですか~?」と聞いてみたのです。そしたら!私に招待席をくれるというではないですか!タダとは期待していなかった私にはこれはすごい。なので、「友達と行きたいので、隣り合わせで一席買いたいんですけど。」と言ってみた。そしたらなんと友達の分もプレゼントしてくれるという。こういうとき、「わ~、ほんとですか?ありがとう!」と、めちゃ大喜びの私に、さりげにウィンクしてくれる人々。このフレンドリーさはいいですね。

で、時間ぎりぎりになりながらもコメディにたどり着いた私たちを待っていたのは、これまた特等席!!2階バルコン正面のボックス席。こんないい席で見るのは初めてです。しかも周囲のバルコン席には関係者やえらいさんが並んでいるのをみたら、こんなところになんちゃって日本人が二人座らせてもらってすいませんねぇって感じでした。


オペラコメディはかわいいよ~、きれいだよ~とMさんに前宣伝をしておいたけれど、実物を見たらやっぱりMさんもおおはしゃぎ。写真とりまくりです。



開演前は時間がなかったので、休憩中にロビーを一周。




夏の間はモンペリエの町のいたるところが青で統一されたライトアップが目立ちますが、オペラ座もその青で正面ファサードがライトアップされてます。



私はMさんをモデルに写真を撮りまくりますが、ちょっと「世界○○発見!」のレポーターを意識してパチリ。



小さいけど、ほんとにかわいいオペラ座なのですよ。

さて、オペラの方はどうであったかというと、正真正銘のバロックオペラなわけで、実のところ私の好みではありません。でもメインの女性歌手3人はとてもよかったし、指揮者もバロックのオーケストラもとても質がよかったと思います。ペルゴレージが21歳のときに書いた作品で、世界初演ということで、イタリアのペルゴレージ財団が直々に協力して公演は準備されました。

さて、話題はやっぱりスカルピタの演出。
毎回この人の舞台を見ると、独創的でファンタジーに富んでて、よくこんなアイディアが浮かんで、舞台で生ですることができるよなーと驚くんですが、サリュスティアも例にもれずとてもきれいでした。



観客がみな驚いたのは舞台の上で、実際に水をふんだんに使ったしかけでした。オペラのオープニング場面でもなんとなく「あれ?水を使ってる?」と思ったのですが、休憩後の幕開けでみんな驚かされました。古代ローマの公衆浴場をイメージさせるために、舞台奥の全面で、シャワーのような水がいっせいに降っていたのです。しかもすごい水の量。小さなオペラ座で、しかも古いオペラ座の舞台で、よくもこんな量の水を使用する許可がでたなあと思いますが、その前に、よくそれを思い切ってする発想を得たなあと驚かされました。この一連の水の効果は、「Aquatic Show International」という水を使ったショーのプロが担当したそうで、一見シンプルに見えるこの舞台も、実はやっぱり大がかりの舞台でしたね。
スカルピタの演出でいつも思うのは、「すごくきれいで独創的!なのに、なぜか余分なシーンがある。。。」なんですが、実はこれまた例にもれず、サリュスティアでもありました。まあ、日本では上演されませんね。。。



このオペラには10人のダンサーが出演してたんですが、その中に日本人女性が一人いました。私の知り合いの日本人研究者の同居人だそうで、前もって噂にきいていたので、ちょっぴり注意して見てました。こういうところに日本人が混ざって出演しているなんて、応援したくなるしうれしくなっちゃいますね。一方、つい最近までしらなかったんですが、オペラjrのGroupe Vocalのメンバーの一人も、ダンサーで出演していたというのです。彼女のお母さんはプロのダンサーなのは知ってましたが、彼女自身がこんな大きな舞台にダンサーとして出演してたなんて、思ってもいませんでした。彼女はまだ18歳で若いのに、舞台上の存在感がすごい子なんです。しかも人をひきつける歌声までもってるんです。そのことを知ったスカルピタが彼女にめろめろになって、来年予定されていたオペラjrとスカルピタの共演計画で、「主役は彼女だ!」と言い出したそうです。それはいいんですが、問題は、つい最近まで別の子が「主役は君だ!」と言われていたんですね。大演出家はこんな感じだろうけど、オペラjrはまだプロじゃない子供や若者。ちゃんと後々のことまでフォローとってくださいよ、って感じですね。
しかもこの共演計画、いろいろと話が飛び交っています。もう来シーズンのプログラムでも大々的に発表、宣伝されているだけに、本当に実現するのかどうか。。。また近々お伝えすることになるでしょう。


さて、オペラを満喫したあと、Mさん滞在最後の夜ですから、ちょっぴりコメディ広場のカフェでゆっくりすることにしました。
そしたら広場では、この夏毎晩のようにたくさんの客を集めているストリートダンサーの集団が、拍手喝采をあびていました。



時間はもう0時だというのに、まだまだたくさんの人。これでこそ夏の夜。せっかくだから、ゆっくりと夜の街を案内しながら散歩したかったのに、雷が響いてきて雨が降る気配。二人ともオペラ鑑賞のために、ちょっぴりおめかしして来てただけに、ずぶぬれにはなりたくなかったので、ほとんど小走りで、はずせないスポットだけ案内しました。



モンペリエの旧市街地は、小さいけれど石畳の路地がたくさんあって、夜になるとオレンジ色の照明と壁や地面の石がマッチして、とてもきれいなんですよ。

ゆっくり回れなかったのが残念だから、Mさんには「ぜひ次回に!」ということにしました。
5泊6日だけど、実際は中日の4日だけの滞在。とっても短かったけど楽しかった。また来てね。
私がバカンス中のお客さん、歓迎です!


2008年8月28日木曜日

Rentrée 活動再開!

夏のバカンス明けによく耳にする言葉がRentrée ラントレ。 フランス語で新学期のことを意味しますが、学校に通う子供たちだけでなく、3週間や1か月という大バカンスを満喫し、仕事を再開する普通の大人たちにも使います。

今年、小中高の生徒たちの夏のバカンスは、7月5日から9月3日まででした。本当にまるまる二か月の大バカンス。これに合わせて親や家族が休みをとるので、夏のバカンスは7月派と8月派に分かれます。日本と同じように帰省ラッシュやUターンラッシュはあるわけですが、おもしろいのは、みんな長期で休みをとれているのでそれなりに選択の余地があり、ラッシュにも二方向あるわけです。やっぱりパリを都として、地中海をバカンス地とするので上りと下りと言えますが、交通情報には二方向、それぞれ混雑ピークの予想が発表されます。フランスのバカンス事情を知れば知るほど、お盆の期間のたったの数日、もしくは長くて一週間しか休みがない日本人を思うと、「働きすぎだよ、日本人。」あるいは「休むことを知らない日本人。」とつくづく思います。会社や社会のしくみや考えが変って、数週間休みをとってもいいよ!ってことになったとしても、旅行に出かける以外、数週間をゆっくりしつつ楽しむことができる日本人てなかなかいないんじゃないでしょうか。。。

子どもたちはあと数日のバカンスを楽しんでいますが、働く普通の人々の多くにとって、今年のRentréeは8月18日でした。で、私も同じく18日に仕事を再開。先週は午前だけで軽かったんですが、今週は午前と午後、五日間通して集中練習のため、私にはかなりきついペースです。おかげで生活は規則正しくなっていいけれど、やっぱり私には普段のばらつきがあるリズムが向いてるかなーと思います。二日きちんと朝起きたら、一日は目覚ましをセットせずにだらだら眠りたい。。。こんなことを言うと、貧乏ながら、内容的には本当に贅沢な生活をさせてもらっています。これぞフランスリズム。慣れてしまったら簡単には手放せませんね。
ちょっとしんどい仕事も明日一日を残すのみ。そしたらまた6日間の休息がまってます。日本には年内通しても6日間の休みがとれない人がたくさんいるということを思い出して、ありがたくお休みを過ごさせてもらいます。私も十分スローライフしてるって言えるんでしょうね。

2008年8月24日日曜日

自転車デビュー in Montpellier : Velomagg !!

ここ最近、私が欲しいな~と思っているものといったら自転車です。普段、市街地にいくときはいつも歩きですが、市街地外のほんのちょっとした距離でいちいち車を使ってしまっているのが現状。これではガソリン代がもったいないし、エコ対策にも悪いし、第一自分自身、歩きや自転車も好きなのにもったいない!と感じていました。それから夜遅い仕事のあと、ひとりで歩いて帰るのはやっぱり危ないものだと思います。幸い、今まで決定的な危ない目にはあってないけれど、例えばオペラ座を0時にでてから、てくてくとエスプラナードなんてのんきに歩いているのは、本当はやめるべきです。
しかし、フランスの自転車事情の問題点は盗難。すぐに盗まれてしまいます。そのため自宅では自転車をもって部屋まで上がるのが一番理想。でも私にはそんな毎回かつぐことは無理です。
そんなこんなで今まで自転車を買わずにきましたが、ここ最近は真剣に考えていました。

そこへタイミングよく、土曜日にお邪魔したYさんが、友人からレンタサイクルシステムのベロマグのパスを預かっていたので、二人でお散歩がてら、Yさんは自転車を持っているし、私はベロマグ初体験をしてきました。私に取ったらベロマグどころか自転車に乗るのはフランスでこれが初めて!!

さて、ベロマグとはなんのことか。ここ数年、フランスの各都市ではエコ対策のために、バスやトラムの公共乗り物に加え、自転車のレンタルサービスを始めました。モンペリエでも4年ほど前から始まったのですが、当時は単純に駅前で安く借りれるレンタサイクルといった感じでした。
でも計画的にサービスの改良・拡大は進み、今では町中のあちこちにある自動管理の自転車置き場で、鍵を受取、ワイヤーをはずし、自由に自転車を使って移動したのち、また別の場所でワイヤーをかけて鍵を返せるというシステムになっているのです。

モンペリエのこの自転車レンタルシステムのことをVelomagg ベロマグといます。ベロというのがフランス語で自転車なんです。

モンペリエの市街地をはじめ、要所要所のポイントで見かけるこんな自転車置き場。その名もベロステーション。



こうしてそれぞれの自転車はワイヤーと鍵でしっかりと置かれていて、奥にみえる青いボックス型の機械で、鍵を管理しているんです。

私は常々、フランスって変なところが妙にハイテクだと思っていたんですが、このベロマグもやってみて驚き!はしゃいで写真をとってきたので報告します。

まず、Yさんの家の近くガンベタ広場でベロステーションを発見。


Yさんの友人が一年分の定期パスを持っていて、それを拝借します。これはトラムやバスに乗る時も同じで、パスをセンサーにかざせばOKなんです。




機械にパスをかざすと、、、、

なんとなんと機械が開き、中にはカギが並んでいます。そして「○番のカギをとりなさい」と指示がでるので、それをとると、、、、




シャッターが閉じてもとどおりに。
うわお~、これはすごいぞ、おもしろいぞ。

そして今度は鍵を見て番号をチェック。


鍵と同じ番号の自転車を見つけて、ワイヤーを外すことができるわけです。
というわけで、私はこの自転車を使うことに。


おもしろい!

こうして二人でサイクリングに出かけました。
場所は私の希望で、以前からサイクリングするならここと思っていた新市街地の川沿いへ。



バカンス中の週末で、本当に人がいません。



きれいに区画整理されたきれいな新市街地。青い空に芝生や木々の緑が映えて、そして川。
すごく快適です。


この川沿いまできてしまえば本当にスイスイ乗れて最高なんですが、実はここにつくまではちょっと危なかった。というのも、フランスでは自転車は車と同じ扱いで、車道を走らないといけないんですね。って日本もそうですか?で、ところどころ自転車専用車線がきちんとひかれていて、スペースがあるのはいいのですが、それも次から次へと場所がかわり、車道におりたと思ったら、向こう岸に渡らなくてはいけなかったり、突然歩道に上がらなくてはいけなかったり。慣れてないからちょっと危なっかしかったです、我ながら。

でも近場の買い物や用事にはやっぱり自転車がちょうどよさそう!
盗まれる確率大だということを踏まえて、中古自転車でも探しにいこうと思います。

気持ちよくサイクリングをして、川沿いに上がってくるとCORUMまで戻ってこれました。そこから私の家に一番近いベロステーションへ行き、ここで自転車を返還。


ほんとに便利です。

フランスのこうした公共サービスの充実度はたいしたもんだと思います。エコ対策の意識も高くて感心感心。

2008年8月23日土曜日

ちょっとそこまで。。。

月曜日にオペラjrの活動が再開して、ついに新年度2008-2009がスタートしました。
今週は午前中だけの仕事で、朝はきちんと起きるし、午後も夜も自由にできる時間がたっぷりあって、とても有意義に過ごせた感じ。5日間があっというまに過ぎました。

バカンスが終わってしまったことと、気温が一気に下がってまるで秋みたいになってしまったことで、「なんだかな~」って気分もありましたが、うれしいことに昨日、今日とまた気温が上がってきて夏らしくなりました。真っ青な空、そして暑すぎることはない。とっても快適です。やっぱりモンペリエはこうでなきゃ。

普段は午前中に用事がない限り、布団から出るのも遅いし、だらだらして時間がたってしまう私ですが、めずらしく今日は午前中にお出かけしてきました。バカンス中の週末ということで、町はがら~んとした感じ。こんなお散歩は久しぶりだったので、はりきって写真を撮りながら行ってきました。

家をでてからてくてく。トラムの一番線沿いの道を進みます。
今日は旧市街地には入らずに、その周囲にそって歩くコースを選んでみました。



路地の奥には大きな大きなサン・ピーエル教会の後ろ姿が見えてます。


医学部の前の並木道を歩いて坂を上がっていきます。



まもなくすると、左手にはサパンの塔があります。


この向かい側、通りの右手には植物園があります。昔、医学部や薬学部とゆかりのあった植物園。実は私はまだ中に入ったことはないのですが、お散歩するのによさそうです。




かなり古い建物の名残もあったりして、いい味をだしてます。



この並木道を登り切ると、凱旋門が見えてきます。
ここは普段はとても車通りの多いエリアだけど、今日はほんとにがら~んとしてました。



この凱旋門をくぐって左に入っていけば旧市街地に入り、凱旋門の向かい、右手には集水場のあるペイルー公園があります。



今日の私はペイルー公園に入ることもせず、壁づたいに街の外側にそって歩き続けました。
すると見えてくるのが水道橋。


以前、ペイルー公園側からの姿を紹介したと思いますが、裏手にまわって水道橋の下にいくと、こんな感じです。



ポン・デュ・ガールにはかなわないけれど、優雅さもあっていい感じでしょう?
実は今日の朝のお散歩、めざしていたのは、この水道橋の下で毎週末朝だけ開かれるマルシェだったんです。普段、土曜日は必ず仕事だし、日曜の仕事も多い私がここに来たのは、これが初めて!


行ってみると、けっこう人がいます。



老若男女問わず、いますいます。
店も野菜、果物の八百屋さんから、お肉屋さん、魚屋さん、チーズ屋さん、お花屋さん、パン屋さん、洋服を売る人、アクセサリーを売る人、ちょっとした骨董品、などなどいろいろあります。
ここのマルシェは食料品も有機栽培だったりして、別に安い店というわけではなく、どちらかというと品の良さを求めて集まってきてる客層だなーと思いました。
私がなぜめずらしくこのマルシェまで散歩にきたかというと、つい最近、日本人留学生のYさんが水道橋横のアパートに引っ越したので、お散歩ついでに「ピンポ~ン」ができるんです。
で、実際「ピンポ~ン」と寄り道させてもらいました。

彼女はここの広いアパートで他に2人の学生とシェアをし始めました。フランス語ではコロカシオンといって、学生や若い人の間ではもっぱら行われている生活形態。同居は同居だけど、スペースが広いというのはやっぱりいいこと。彼女の家のベランダからはご覧の通り、水道橋が目の前です。


夜はイルミネーションもあって、なかなかのいいムードなんですよ、ここ。

私がやってきたから、遅めの朝ごはんにと言って、自転車でさっそうとクロワッサンを買いにいってくれたYさん。帰ってきたところをパチリ。

私が住むエリアとはまた違った表情の地区で楽しませてもらいました。

やっぱり午前中に街に出るのは気持ちがいいもんですね。

2008年8月17日日曜日

お掃除大作戦

遠出ドライブから一夜あけた7月28日の月曜日は、Mさんの滞在最終日となりました。
時間を無駄にしてはいけないと思って、この日は昼と夜と、一応予定が決まっていたのですが、何やらMさんが熱中しはじめました。


そう、食器の片付けを終えたMさんは、台所のおそうじに熱中し始めたのです。お客さんにそうじをさせるなんてなんてこと!ですが、腕や手に故障がある私は、磨きそうじ一連の作業ができないんです。。。で、見かねたMさんが「私がやったる!」と、そうじにかかりだしたのでした。

そしたらあっという間に台所の壁がピカピカ。扉もピカピカ。ついでにマットまで洗ってくれてすっきり。そのまたついでにバスタブまで洗ってくれピカピカ。

私は腕を中に浮かせる姿勢ができないんです。で、壁みがきだなんって、見てるだけでも腕が痛くなりそうなところ、本当に大助かりです。
「ありがと=!行きたいところに連れていくよ!」と、出かける準備をしたのですが、Mさんはなにやらモンペリエでは見かけないすごい格好になって現れました。






そう、これぞ日本の完全日よけ対策ファッション。


「うわ~、長手袋なんてしてる。」と、人ごとのようにからかう私でしたが、これも私のためでした。



じょうろまでもったMさん。私の愛車を洗ってくれたんです。

横で私は写真を撮ってるだけ。どんな奴なんでしょうか。。。


部屋も車もすっかりきれいになって、ありがとMさん!

さて、お礼変わりといってはなんだけど、この完全日よけ防備バッチリだったMさんのご希望で、私たちが向かったのは。。。

じゃじゃ~ん。
真夏、真昼間のビーチです!





カルノンの先にあるGrand Travers という野生的なビーチに行きました。道路には車がぎっしりと並んで路駐していて、土手を越えればそこは海。

それにしてもこの日はピーカン天気。真っ青な空です。こんな空の下、Mさんもはりきってビギニになりましたが、それならさっきの完全日焼け対策防備は何だったんでしょうね。。。
地中海のビーチ。ここは焼けるためにいるようなもの。

老若男女問わず、みんなビーチで思い思いで過ごしています。





でも正直、日本人の友人で「ビーチに行きたい!水着で泳ぐ!」と言ったのは、Mさんが初めてでした。真夏に遊びにきたのは彼女が初めてというのもあるけれど、たいてい日本人は日焼けを嫌がります。

私はもとから黒いし、すっかり日焼けしてるので、今さら日焼けは怖くありませんが、肌が弱いので、今回は泳がずに水遊びだけして昼寝をしようと思ってました。
が、日差しが強くて砂浜も熱くてやけどしそう、まともに歩いていられず水の中に避難。

結局、久し振りに海で泳ぎました~。やっぱり気持ちいい。

地中海は波も穏やかで、なんといっても遠浅だからゆったりできる。泳ぐも良し、ボールで遊ぶもよし。





本当はビーチは犬禁止だけど、ちらほら見かけました。青い空に青い海に白い砂浜。犬だって大喜びです。
私の夢は相棒と浜辺を散歩すること。ああ、その日はいつかくるのかな~。。。

いつものパターンで私は炎天下で昼寝をしかかけましたが、日焼けに慣れてないMさんの肌が真っ赤になっても大変だから、かしこく理性的に早めにビーチを後にしました。

これぞフランス人の夏の王道。Mさんもクリアです。

2008年8月16日土曜日

マダムムッシュー mon voisin

マダムムッシューとは、実は私のお隣さんのこと。私が勝手にそう呼んでる隠れあだ名です。フランス語でお隣さん、御近所さんのことをVoisin ボワザン(女性だとVoisine ボワジンヌ)といい、ちなみに「となりのトトロ」はフランスでは「Mon voisin TOTORO 」ですが、今日は私のボワザンの話です。

私の家に来たことがある人は出くわす可能性が高いこの人、マダムムッシューだなんて呼んでるけど、男性です。年齢は不祥。47~58の間かな、って微妙ですね。なぜ隣の人をブログで勝手に話しちゃうのかというと、話さずにはいられない謎の人だからです。

マダムムッシューは見た目もかなりインパクトのある不思議な人。服装も、髪型も、そして顔も、いったいどこの土地の人か、いつの時代の人か、いろんな意味で微妙な人です。(ああ、写真を撮ってぜひ載せたい!)でも、私が引っ越してきたときから、私にはとても親切でした。すれ違うたびに、「元気?いろいろうまく行っますか?アパートで何か問題はないですか?」とか気にかけてくれる。でも機嫌のいいときと、何やら考え事をしているときとの差が激しく、彼の不意をうってあいさつをすると妙に驚いたりしている人。

私の住むマンションは、かなり大きな敷地にいくつか棟があって、部屋のサイズもいろいろで、独り身から家族までとバラエティーにも富んで、全体で140世帯くらいあります。賃貸で住んでる人もいれば、購入して住んでる人もいて、このマダムムッシューはきちんと購入して住んでいるので、マンションの自治、管理問題にも熱心に関わって、住人に知り合いも多い。私への話し方や、よく敷地内で他のご近所さんと立ち話をしてる姿とか見ると、ゲイだと思えるし、ゲイの中でも特に女性の味方のゲイ(って細かいですけど、わかる人はわかってくれるでしょう。ゲイにも2タイプあるんです。)に見えます。そういうわけで、私はマダムムッシューと勝手に呼んでるのでした。

私の入居の時に、私の部屋の大家さんが念のためといって、このお隣さんを紹介してくれたんですが、その時、大家さんから美術学校の先生だと聞いてました。すっかりそう思い込んでいたのですが、最近の立ち話で、ご本人から実は大学の文学学部で先生をしていると聞きました。

職業もきちんとしてて、何もびびることも怪しむことはないはずで、親切な御近所さんと仲良くして、いろいろと助け合いをするのはよいことだけど、このお隣さん、ゲイなのかノーマルなのか、はっきりしないので私的には微妙なんです。。。

今週の金曜日15日はフランスでは祝日でした。私はとくに予定もなく、部屋のそうじをしてから、めずらしくピアノを弾いちゃったりしてました。そしたら「チリリン、チリリン」と玄関のベルがなりました。その前にお隣さんが出てくるドアの音が聞こえていたので、きっとお隣さんだと思ったから、「は~い、、、」と返事をしながらドアに向かいました。(普段は居留守の常習犯ですからね、私)

ドアをあけるとお隣さん。「ごめんなさいね、お邪魔して、、、。」フランス語では男女で話し方が変わらないのに、ついつい女言葉風に訳して解釈してしまう私(笑)。「いえいえ、、、」と答える私に彼は「ちょっと携帯で困ったことがあって、、、。あなた携帯のメッセージ、どうやってするか知ってますか?」と聞いてきた。話を聞くと、携帯メールが打ちたいらしい。もしよかったら彼の部屋に来てくれと言うから、内心「。。。。。」と思いながらもちょっと手助けに行くことにしました。

実は私が彼の家に入るのはこれが初めてではありません。以前、マンション内の騒音の話をしたときのこと。私は自分がたまに弾くピアノの音をいつも気にしてますが、彼は最初から「ピアノは大好きな楽器。」と言って、全然気にしないでいいといってくれます。一方、彼は彼で、「昨夜テレビの音で邪魔しちゃったんじゃない?」とか、「音楽大きな音で聞いちゃったけど、うるさかったんじゃない?」とかいろいろ気にしてるのでした。このマンションはコンクリート造りで、音がすごく響いてしまうのが難点なのは確かですが、私には彼の部屋からうるさく音楽が聞こえてきたことはないのだけど、時々どこから聞こえるのかはわからないけど気になる音があったから、その話をしたら、彼はたいそう気にしてくれたみたいで、後日、私をわざわざ彼の部屋に通して、「この音じゃない?」とかいろいろ見せてデモンストレーションしてくれたのでした。
彼は「どうぞ入って、入って。」と言うけど、私は一応用心もしてます。そこらへんがね、女の味方のゲイとわかったらめっちゃ仲良くもするのにね。(笑)

以前、彼の玄関のドアがこじ開けられそうになった形跡があったと言って、私が何か物音とか聞かなかったと訪ねてきたことがありました。この夏6月ごろには、旅行先から帰ってきた彼はすぐにうちへ「チリンチリン」とベルを鳴らしにきて、留守中に何か異常はなかったか確かめにきました。私は普段、家で一人でいるとき、かなりボサーっとした服でいるので、突然チリンチリンと来られても、「ちょっと待って。」と言わざるを得ません。で、数十秒またせてるもんだからドアの外からはマダムムッシューが、「いいんです!僕、なんでもないことで邪魔してるだけだから!」とか叫んできたりして、なにかと笑える人。
今でこそ私たちのマンションは、防犯のために敷地の周囲がきっちり閉じられてますが、以前は誰でも敷地内に入れました。で、浮浪者がすごく多いモンペリエなので、冬場には寒さから避難してくるホームレスが、勝手に建物内に入って寝てることがあったのです。私が住むのは4階ですが、マダムムッシューが言うには、ある日、私と彼の部屋の前で誰かが寝ていたそうです。夜中、マダムムッシューも部屋にいたけれど、なにやらドアの向こうで音が聞こえる。でものぞき穴から見ても誰もいない。でも音がする。だから怖くなった彼は、向かいの建物に住む友人に電話をして助けを求めたそうです。で、この友人に「危険はないよ。ドアを開けてみろ。」と冷たく言われたらしく、彼はおそるおそる電話をもちながらドアを開けたら、やっぱり浮浪者が寝ていたそうです。
こんな話をきいたらやっぱり○○ですよね。

マダムムッシューの部屋はかなり広い間取りです。今日は彼の書斎っぽい部屋に通され、携帯のメールの説明をしました。が、機種によってちょっと勝手がちがうので、結局私にもできなかたんです。彼は説明書を探してあれこれと物を広げてくれましたが、結局見つからず、しかも彼が打ちたかったメッセージはすごく長い文章だったから、これだったらEメールか電話をした方がいいのでは、、、と言っておきました。彼は「僕はハイテクというかメカというか、テクニックのことは一切何にもわかんないんです。」と言う。そう言えば、前、確かタイヤの交換もできないと言っていた。。。(笑)私もあまりフォローもできません。
それからいつものように「何か問題はない?」と聞いてきたから、世間話の延長で、マンションの話になりました。
私の部屋はF1タイプといって、日本でいうと1DK?。つまりメインの部屋と別に小さなキッチンダイニングがあります。それなりに広々としているからいいのですが、今後のことを考えるとやっぱり寝室が別にできたらいいなーと思ってます。立地条件と駐車場もある環境はすごくいいという私に、長年住んでるマダムムッシューもこのロケ-ションは最高だと太鼓判を押しました。彼は「このマンション内で、F2(もう一部屋あるタイプの部屋)を見つけられたらいいのにね。」と言い、私を彼のベランダに案内しました。向きは私の部屋のベランダと反対側。お隣さんの方がモンペリエの旧市街地側です。そちら側には市営の小さな体育館があるので、てっきりそれが目の前にある感じかと思っていたら、体育館よりも高いので、視界を遮るものはなく、しかも向かいに誰かの家もなく、遠くには旧市街地の教会が見えて、想像よりもずっとかいい見晴らし。お隣さんも、このマンションの中で一番いい場所のはず、と得意げ。
彼はこのマンションは管理費が高くないからいい、とか、フランスのマンション購入事情などいろいろ話してくれました。
私のために音楽の話とかも出してくれたけど、今日の新しい発見は、彼は文学を教えてるだけでなく、執筆活動をしている現役の作家さんだということ。あ~、どおりで何か考え事してたり、ちょっと上の空の不思議さんなんだ!と納得。(作家さん、ごめんなさい、私のイメージです。)で、そんな話が出たついでに、ふと思ったのが私は彼の名前をしらないってこと。郵便受けにはなんとかカンパニーって出てるから、なにかグループの名前かと思ってたんです。で、名前を聞いたら、実はカンパニーというのが彼の苗字でした。一応名前はペンネームを使ってるそうです。どんな本を書いてるんでしょうね。でも機械おんちで、パソコン打ちができないと言いました。以前はタイプライターさんに打ってもらってたとのこと。今でも自分は手書きですって。

とまあ、新しい発見もあり、いろいろと話し、そんなこんなのマダムムッシューですが、結局今日もゲイかノーマルかわからなかった!!!

2008年8月15日金曜日

coup de bleu 過ぎゆく夏 。。。?

ついこの間、「暑い~。。。」と伝えたばかりなのに、こちらフランスでは一週間前からがくんと気温が下がり、もう夏は終わってしまったかのようです。その温度差もはんぱじゃありません。10日前に36度だとか言ってたのに、今は20度台。今日なんて日中も25度を越さないんじゃないかという予報がでています。
暑いと過ごしにくくてぶーぶー言っちゃいますが、8月半ばでこんなに気温が下がってしまうとなんだか寂しくも感じてしまいます。同時に来週からは新年度の仕事がスタートするので、バカンスも終わり。すっかり心は秋模様です。

まあこんなことではしんみりしてしまうので、今日は、モンペリエの街に夏の間だけでる出店の紹介をします。




場所はCORUM横のエスプラナード。Estivales と題されて、夏の間だけの恒例行事となって4年目。このプラタナスの並木道にそって、ボックス型のかわいい出店がいくつもでて、毎週金曜日夜は遅くまでにぎわいます。
各地の特産品や職人さんの作品などが売られ、見るだけでも楽しい品揃えです。パンやチーズをはじめとする食べ物。ろうそくや石鹸やアクセサリーなど、それぞれの店が扱う品はとてもバリエーションに富んでます。


とくにフランスらしいのは、このとなりでワインの試飲会場があって、記念ワイングラスを3ユーロで買うと、3種類のワインが自由に試飲できるのです。
しかも特設舞台もあって、そこではいろいろな音楽や踊りが楽しめます。

こうした楽しい行事も、日中は暑くても日が長くて夜涼しくなるからこそ、夜遅くまでにぎわうものだろうに、昨日今日は涼しいを通り越して、つい「寒い?」と言ってしまいそうな8月中旬です。

2008年8月14日木曜日

ユゼス Uzès

Mさんにもぜひ訪れてほしかったのがユゼスの街。日本人にはまだ馴染みがないと思いますが、「フランス一美しい街並み」と言われる町です。

古く5世紀から司教座がおかれ、織物工業なども発展し、フランス革命をむかえるまでとても繁栄した町でした。しかし司教とそのライバルである領主との間には争いが絶えず、領土のことに始まる利権をめぐって裁判などが繰り返されたと言います。この領主もただの領主ではなく、数々の戦争でフランス王に忠誠を示してきた結果、子爵、伯爵、さらには公爵とその位を上がってきたのでした。

この公爵の館がユゼスの街の中央にあります。





敷地の面積はそんなに広くはないとしても、なんだか優雅さを感じますよね。お姫様、王子様が出てきそうな感じ。このきれいな屋根が印象に残ります。




この日私たちが訪れたのはもう19時もまわっていて夕暮れ時。しっとりと落ち着いた街並みが、一段ときれいに見えます。








「エレガント」という言葉がぴったりくるこの街。
レストランの奥に見える階段も、とってもおしゃれでシック。


この街に来ると、モンペリエのような気さくで気取らないリラックスした町とは全く違う雰囲気が味わえますね。日本人がイメージするおしゃれなフランスというのは、この街のような雰囲気をさすのかも知れません。

街の中心地の広場に出ました。噴水をかこんで正方形広場を古い建物が囲んでいます。





こここそがユゼスを有名にさせるスペース。この周囲の建物の一階部分は回廊のようになっているんです。




映画でみたことありませんか?フランスの歴史ものの映画などの撮影によく使われる場所ですよ。

私達はこの広場のそばで、おいしいアイスクリームを食べました。職人が手作りで作るアイスはすごくおいしかったです。が、さらにとってもすてきなシーンに出会いました。

私たちがアイスを食べているテーブルのすぐ横に、いつのまにやら人だかりができたんです。


子供達は正面に陣取って、何かを待っています。



こんなに多くの人を集めた人物とは?


操り人形師のおじさんでした。

なんだか怪しいアラブの魔法使いみたいな風貌の彼。でもそれこそ魔法のように瞬く間に子供大人をも魅了してしまいました。
どうぞビデオで様子をみてください。







子供も大人もうれしくって、子供達は次から次へと親からもらったコインをカップに入れに行きます。コインを入れてもらう度に、お礼のしぐさをしたり、ギャグをしたり、人形師はベースとなるストーリーに加え、集まった人たちも巻き込んでみんなを和ませてくれます。


登場人物も絵描きだけではありません。絵描きの犬も出てきて、お客さんに甘えます。

私はあまり大道芸人に長い時間見とれたことはありませんでしたが、「ハートウォーミング」という言葉がぴったりくるこの操り人形師。 何がよかったって、見ている人の表情。男も女も老いも若きも、みんな目を細めて微笑んでる。
平和ななつのある夕暮れ時。いいですね~。


ユゼスの街に二人して酔いしれて、人形操り師のマジックにかかり、ぽお~っとしていたらもう21時半もまわってしまって、日が落ち始めました。夕食のメニューを決めてあったものだから、急いで帰途につくことにした私たち。

街にも明かりがともってきて、きれいな街は「エレガント」から「ロマンチック」モードになってきました。

ふと見上げると犬と猫が仲良く街を見下ろしていました。きれいな街に住んで、犬も得意げなんかな?

街を離れる前に、足早に最後に寄ったのがここ、司教座がおかれていたサン・テオドリ教会です。現在の建物は17世紀のもので、中に豪華なパイプオルガンがあることでもしられています。カテドラルのすぐよこには鐘楼があり、これがフェネストレル塔です。

私がこの街を訪れたのは二回目でした。前回は昼間に訪れて、そのきれいさに魅了されてしまいましたが、夜の雰囲気は格別。私ですらうっとりしちゃう街です。「フランス一美しい街並み」というのは言いすぎじゃありません。みなさんにもぜひお勧めです。