2008年10月19日日曜日

épuisée...

je suis épuisée.

épuisé というのは疲れ切った様子をいい、普通の疲れた= fatiguéよりも強い表現ですが、昨日と言い、今日と言い、仕事から家に帰った私の口からは、この言葉しかでませんでした。一人ぼそっとフランス語でつぶやく私。
本当にエネルギーを吸いつくされた感じです。

肉体的に、精神的に疲れ果てたプラス、感情的にも心理的にも疲れ果て、さらには目に見えないいろいろなパワーが飛び交う空間にいたことによって、エネルギーを吸いつくされた感じです。

何をしてそんなに疲れたかというと、金曜からのこの三日間、音楽学校とオペラjrの仕事プラス翻訳での手助けを頼まれ、ギュウギュウづめだったからではあるのですが、問題はオペラjrでのできごと。
できごとというか、この週末に一波、二波たつということは前もってわかってました。今年度一番の目玉プロジェクトである「ディドとエネ」は、その練習、準備が動き出す前から、一モメ、二モメあり、どうなることやらと気をもんでいました。しかし新年度も始り、練習もスタートし、本番が2月末に予定されているこのプロジェクトに関しては、さらに一悶着、二悶着とトラブルは絶えず、いったいどこにむかうのやら、、とハラハラドキドキしていたのですが、この土日に初めて関係者が全員集合したのです。演出家、指揮者、指導者、etc...
そのため現場のテンションは相当なもので、若者たちを含めそれぞれの人の思惑、策略、希望、喜び、嫌悪感、悲しみ、失望、罪悪感、などなど、人間のもついろんな感情が飛び交い、なんとも密度の濃い二日間でした。
私はそんな中で、なるべく淡々と仕事をこなそうと努めましたが、その結果がこの疲れよう。
昨日の夜なんて、疲れ切ってるから眠りたいのに、疲れているからもう目はあけてられないのに、頭が心がまだまだガンガンに活動つづけてしまって、全然寝付けませんでした。こんな疲れ方をしたのは、初めて?と思うほど。

このプロジェクトに関して、話したいことは山ほどです。
でも客観的に語るにも、とりあえずは気持ちを静めないとね。

いずれにせよ、あまりのもめごとだらけで存続の危機にひんしていたこのプロジェクトも、なんとか第一ラウンドを乗り越えることができ、これで2月の舞台に向けて本当の意味で動きだしたといえるでしょう。
ほっとしたようなところもあるけれど、これからまた続くもめごと、テンションの高いバトルに対処していけるのかという思いといい、心が休まりそうにはありませんね。
とりあえずはよく寝て、エネルギーを回復せねば。

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