2008年11月19日水曜日

美容師さん 登場!

パリの日本人の間ではあたりまえな日本人美容師さん。ヘアスタイリストさんとも呼ばれる彼らは、パリの日本人にはかかせない人たちです。
なぜなら、日本人の髪質は独特で、繊細で、フランスの美容師たちは十分な配慮やケアをせずにバッサリ切っていくため、フランスの美容院に行ってから後悔した日本人は後をたたないのです。でも、ここ2,3年で、どんどん日本人人口が増えていってるモンペリエには、今まで日本人の美容師さんはいませんでした。

しかし!

人伝えに口コミは広がり、なんと日本で10年間バリバリ働いていた美容師さんがいるとの情報をゲット。

もともとくりくりの天然パーマで、何度かかけたパーマのなごりもあって、ウェーブの残る私の髪。もともと美容やメイクにずぼらな性格に加え(誰の影響だ!?○○のせいだ!)、悪評つきないフランスでの美容院にいくのがめんどうくさかったことと、9月の脂肪腫さわぎで、髪の毛はうしろでくくってしまってた方がよかった、などなどの理由が重なって長いことほったらかしになっていた私の髪。美容院に行ったのは2005年のことだったかしら?日本人女性としてありえませんね!(笑)実は私、昔から自分で髪を切っちゃうことがよくあるんです。それでもここ2年、自分で切ることすらなかったような記憶が。。。そのため、私の人生で最長記録到達となる長さになっていました。


単にほったらかしだというだけでなく、フランスで生活していると髪が傷むこと傷むこと。これは経験してみてびっくりです。まず、カラーリングをしたわけじゃないのに、茶髪になるわなるわ、自分の毛の色とは思えない色になっていました。そして枝毛だのどうだのどころじゃなくて、もうパッサパサ。こればっかりは、さすがの私も質のいいシャンプーとリンスを探すざるをえない状態でした。これはなんとかせねば。。。

そのため、「日本人美容師さんがいる」との情報を得たとき、これは電話するしかないでしょう!と即決。

先週の金曜日に予約をとり、日本人のお友達Aさんと一緒に行ってきました。場所は美容師さんのお部屋。

美容師のTさんは、今年の4月にモンペリエに来たばかりだそうですが、腕がいいと口コミの力はすごい。今や学業との両立が難しくなっちゃうくらいにひっぱりだこだそうです。

私にとってはフランスに来て初めての美容師さんなので、ついついはしゃいで写真を撮らせてもらいました。



このハサミセットをみると、プロだ!て思わされますね。ってあたりまえだけど。。。

私の髪の毛を見たTさんの反応 : 「言ったら失礼ですけど、すっごい傷んでますね~。。。。」でした。やっぱり日本ではなかなか見られない傷み方なんでしょうね。水の質の問題はもちろんですが、プロに言わせると、太陽の光の強さも相当なダメージを与えるそうです。やっぱりケアはしてあげないとだめですね。自分の髪といっておろそかにせず、自分の髪だからこそケアをしてあげようということを習った私でした。

日本人の美容師さんに出張ヘアカットをしてもらうとかって、パリに住む日本人にとってはごくごく普通のことなんでしょうね。まあそれを言ったら、ここ最近、モンペリエの日本人人口は増える一方。こうして日本人の美容師さんもみんなが待ち望んでたところ、ほんと「待望の美容師さん登場」って感じかな。

切ってもらって新しい髪形も、周囲の人になかなかの好評。
よかった~。

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