2009年1月25日日曜日

新年が明けてからハードスケジュールが続いています。
私のように、あちらこちらでかけもちで仕事をしているうえに、頼まれると何でも引き受けてしまう、なんてことをしていると結局休みがなくなってしまうパターンに。
この調子だと4月までノンストップで大変なことになりそうです。。。

さて、大寒波が去ったと思ったら今度はフランスではめずらしい嵐がやってきました。
フランス語で暴風雨の嵐はtempête(トンペット)。
南仏、特にプロヴァンス地方では、ミストラルと呼ばれる強い風が有名ですが、今回の風は大型台風を思わせる強風暴風でした。
この強風は、金曜の夜から土曜日一日中にかけてフランス南部ほぼ全体を襲いましたが、特にひどかったのは南西部であるボルドー周辺の地域。暴風で木が折れる倒れるなどして、死傷者が出てしまいました。100万世帯を超える家庭で昨日から電気がストップしたままだそうです。

私は昨日の夕方、暴風がピークに達してきた中、仕事のために車で移動しないといけなかったのですが、信号待ちをしてる間にすごい風で車ごと飛ばされるかと思ってかなりひやひやさせられました。モンペリエでも木の枝が折れてたり、交通標識が折れてたり、いろんなものが道路を舞っていて、危険度が高かったです。

こんな暴風は私にとってもモンペリエに来て初めてだし、周囲のみんなも「こんな風は初めて!」と言ってました。フランス全体で言ってもこのレベルの暴風は10年ぶりだとか。
やっぱり自然災害には慣れていないフランス。台風を知っている私ですら、モンペリエの穏やかな気候にすっかり慣れてしまって、久しぶりにひやひやどきどきのトンペットでした。

0 件のコメント: