去年もお伝えしたように、ブラスバンドのフェスティバル。これといってステージが設置されるわけではなく、それぞれのバンドが道のかたすみに陣取って演奏するのです。
同じ日にのみの市も開催されて、私がお昼過ぎに通りかかったときは、まだ午前中のマルシェも出たまま、普通に通行する車、のみの市を楽しむ人、そしてブラスバンドと、しっちゃかめっちゃかしていて、この乱雑ぶりがモンペリエらしいな~と思いました。
モンペリエ周辺のグループ、フランス各地から来た人たち、スペインからのグループもいました。
それぞれ仮装大会さながらのコスチュームを着ていたり、踊りつきだったり、振り付けつき、歌つきのバンドなど、ほんとにみんなそれぞれ。
モンペリエでも人気のあるお祭りのひとつです。毎年楽しみにしている人は多く、たとえばモンペリエを離れた人も、このフェスティバルに合わせて帰郷してきてお祭りに繰り出すくらい。
ミュージシャンもお酒が入ったりしているからテンションもただものではなくて、飛ばす飛ばす。
管楽器を吹くのって、普通に吹くのでもかなりのエネルギーがいるのに、テンションの高い曲ばかりを立ちっぱなし踊りっぱなしで吹いてる姿はかなりおもしろいものです。
Beaux-Arts 地区には小さな広場がいくつかあるだけでこじんまりとしたエリア。そこにところせましとブラスバンドがあちこちにいるのですから、愉快な雰囲気です。
カフェのテラスに座って音楽を楽しむ人。ぶらり歩きをしながら音楽を楽しむ人。
楽しみ方もいろいろです。
上手い下手の話ではなくて、身をもって音楽を楽しむというのを見せてくれるフェスティバルです。
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