2008年5月12日月曜日

Groupe Vocal アメリカ演奏旅行 4

2月18日月曜日。時差ボケのせいで、朝が苦手な私もすっきりと起床。私の部屋は二階でベランダもあり、朝の空気が気持ちいい。



この日のスケジュールはというと、まず大学のコンサートホールで練習。


さすがはアメリカ。国旗がいたるところにあって、グループの若者もさっそくおふざけタイム。



ジュリアンなんてどこで拾ってきたんんだか、このビン底メガネ。。。でもみんな心底楽しそうで微笑ましいです。



午前の練習を終えてから、アリアンス・フランセーズも関わっているフランス協会でお昼御飯をごちそうになるということで、みんなで歩いてキャンパスを通りぬけました。広大なキャンパス内にはバイユーまであって、とてもワイルドな感じも。



さらに注意書きが。ワニ生息地につき注意!



ルイジアナといえばバイユー。バイユーと言えばワニですね。

みんな列を作って散策をつづけます。



付近にはいかにもアメリカらしいスタイルの建物が並んでいました。



お昼御飯のあと、しばらく自由行動をとったあと、再び大学のコンサートホールに戻って、オペラjrの歌の先生であるイザベルによる「フランス歌曲のマスタークラス」が行われました。



ルイジアナ大学音楽学部の声楽科の学生たちがレッスンを受けます。私が学生の時もそうですが、やっぱり外国語で歌うのだから、言葉の発音のチェックが入ってしまいますよね。上の写真でピアノを弾いているのは歌科の教授。彼女の教え子二人と、私が伴奏をした別の教授の教え子二人、合わせて四人の学生がレッスンをうけました。
Groupe Vocal の子たち、アメリカの若者の歌うフランス歌曲はそれなりに興味深かったんじゃないかな。



マスタークラス終了後に受講者と写真をとりました。中でも左から二人目の男の子は、学生バイトとして、このホールの管理をしていたから、おしゃべりする機会もあったのだけど、彼は見た目もしゃべり方も、しゃべる時の声も、とってもフェミニンでかわいらしかったのに、ラヴェル作曲「ドン・キショットの唄」を歌い出したらもうびっくり。とても素敵なバリトンの声だったんです。彼は今年でここの大学を卒業予定で、その後はできたらニューヨークなどに行って勉強を続けたいと言っていました。やわらかいいい声だったから将来活躍できるといいね。


夕方まで私たちも練習を続けた後、それぞれホームステイのもとに帰って行きました。
が、今夜はホストファミリーたちの提案で、ルイジアナ名物のカジャン料理とカジャン音楽が楽しめるレストランに食べに行くことになったのです。家が遠くてこれなかったファミリーも2、3、ありましたが、ミュエルとコリンも私たちを連れて行ってくれて、結局Groupe vocal ほぼ全員集合。Rondol's というお店です。
この店の入り口にワニの彫刻があるように、ワニはこの地の郷土料理でもあります。ワニを食べるなんて予定にしていなかったけど、せっかくだからトライしてみると、これがおいしい。しかもなんかこの味しってるような、、、、。
よく考えてみると、大きなホタテの貝柱の味とそっくり。

ザリガニ料理も名物で、このギエームがとったお皿は一面がザリガニ。
店の奥にはカジャン音楽のミュージシャンたちが生演奏していて、その前には踊るためのエリアが。もちろんグループの若者は踊る踊る。


カジャン音楽はギターやバイオリンで演奏されて、よく言うカントリー音楽の一種ですね。この日はみんなしっかり食べて、しっかり踊り、ぐっすり眠りました。

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