2008年6月21日土曜日

Fêtes de la musique

6月21日、今日はフランスで夏至の日、そして音楽の祭典の日です。プロもアマチュアも、誰もが音楽を楽しむ日で、フランス中の町や村で、屋内でも屋外でも、広場や通りでもコンサートが催されます。この日のコンサートはすべて無料で、まさに誰もが楽しめる日なのです。ジャンルもクラシックから、ジャズ、ポップス、テクノ、ロック、なんでもありです。たいてい18時頃、夕方から始まって、0時、1時でもまだまだプログラムは盛りだくさん。まさに夜通しでみんなが音楽を楽しみ、踊る日です。


今年27周年を迎えるこのお祭りは、1981年に、当時の文化省の音楽・ダンス部長さんのアイディアではじまりました。フランス発祥のこのアイディアは、フランス語圏、フランス文化圏を中心に世界中に広まり、いまやヨーロッパ諸国、アメリカでも定着しているそうです。インターネットで見ていたら、日本でも音楽の祭典を広めようとしている人たちがいるようで、こちらのサイトをみてみてください。


http://www.mediatv.ne.jp/ongakunosaijitsu/index.html


今日の街の様子を紹介したかったんですが、どうやら私は疲れが出たのか、太陽が戻ったと同時に夏バテか、15時に仕事から帰ってから調子がよくなかったので、結局今日は家でおとなしくしていることにしました。報告は来年度にとっておきます。


さて、6月21日は夏至の日でもあって、フランスでは「今日から本当に夏!」と宣言されます。サマータイムになってから日もとっても長いわけですが、それもここ一週間がピーク。そういうわけで、夜の空の色を楽しむことにしました。

私の部屋から見える景色。
こちらが20時の空の色。日本だったら花火大会とか、20時からですよね?こちらはまだまだ日中のような空だから、花火はまだできませんね~。





そして一時間たった21時でもまだこの色。ようやく夕方?って感じ。





そしてさらに一時間。22時でもまだこの空です。花火にはまだ早いですね~。





でもここから日没はスピードアップ。15分で一気に暗くなります。





とはいっても同じ時刻にふと西の空を見れば、まだ夕陽の光が。








というわけで22時でもまだ花火はむりですね(笑)

私は日本の花火が大好きなので、フランスの花火には不満ですが、(だって大きさが、質が全然ちがいますもん)7月14日の革命記念日にはフランス各地で花火が上がります。ただこの日の長さのために、フランスの花火はスケールがちょっぴり小さいと同時に23時頃に始まるんです。花火を見に出かけたならまだしも、家でおとなしくしてて寝るころにどっか~ん!どっか~ん!って音ばっかりうるさくて、腹は立たないけど、クスッと笑っちゃう私です。花火は日本が世界一!

0 件のコメント: