シャトー・ドーの敷地内はこの写真のように松林が広がっていて、毎年ここで22時からの本コンサートの前に、JAMというモンペリエのジャズの学校の主催で、毎日違うグループが演奏するんです。で、ここでは食べ物、飲み物の販売サービスが出張できてるので、自分で持ち込みピクニックもよし、現地で買って食べるのもよしで、さわやかな気候の中、ジャズを聴きながら食事を楽しむという、実際お金はかからないけど、日本人としては気分的に贅沢な設定なわけです。
私も他のみんなより遅れて到着しながら、ばくばく食べ始めたので、写真を撮るにも移動せずにその場で撮ってます。。。不精でごめんなさい。でもまあこの松林ピクニックの様子を伝えたかったんです。
さて、22時の本コンサートのほうですが、この日は女性ジャズシンガーのグループでした。ヴィルジニー・テイシュネ(Virginie Teychene) というフランス人ですが、レコードはスイスのレーベルから出しているそうです。
この人、普通に話す声は穏やかで、歌声はしっとりとしていて心地よく、ときどきアップテンポな曲では、ドリカムの美和さんを思い出しました。バックのミュージシャンもよくて、この日も大盛り上がりのコンサートでした。
この日の収穫は、というと、この歌手ヴィルジニーさんがお礼のあいさつとしてまっさきに「呼んでくださったAさん、本当にありがとうございます。」って言って、「おや、私はこのAさん知ってるぞ?」と思ったことです。今まで何度もこのコンサートに来ておいて、企画運営に私の知ってるAさんが携わってるとは知らなかった。このAさん、実は普段は、CORUMで行われるモンペリエ・オーケストラのコンサートで、お客さんの受け入れを仕切っている人なんですね。つまり案内嬢とかをまとめている人。で、私はモンペリエに来て最初の年の終りに、オーケストラ団員のM氏の紹介で、この案内嬢のアルバイトをさせてもらってたんです。その時とても親切に受け入れてくれたのがこのAさんだったわけです。今思えば、私自身、まだ言葉も自信なくて、アルバイトを始めるつもりさえなかったのに、M氏が勧めてくれて、そんな完全な外人の私を受け入れてくれて、いろいろ配慮しながらアルバイトさせてくれたAさんは本当に優しかったなーと思います。時々CORUMですれ違ってあいさつを交わすのだけど、この日、ふと「Aさんは本当に私のことまだ覚えてるのかな、、?ただ挨拶してるだけなんかな?」と疑問に思いました。
すると、タイミングとはうまく重なるもので、次の日、私がラジオフランスのフェスティバルのオフィスに用事で立ち寄ると、私が用事があった人のとなりにこのAさんの席があったんです。「お、さっそくAさんだ!」と思って顔を見てみると、おちゃめなウィンクをして、しっかり私のことを覚えている様子。だから私も用事が終わってから、「あなたがジャズのコンサートを取り仕切ってるなんてしりませんでしたー!毎年行ってるし、今年ももうすでに二回行きましたよ。」って言ったら、本人も自慢のコンサートみたいで、うれしそうでした。
実はこのAさん以外にも、一人、二人と、私がフランスに来た一番最初の年に出会って、お世話になっておきながらその後接点がなくて、コンタクトをキープできなかったけど、仕事がらニアミスをよくする人がいて、このAさん同様、私としては気になってる人がいます。早いものであれからもう5年たってるんだもんね。5年前に出会った外人娘のことを向こうは覚えているのかな?でもせっかくだから、次回接近する時があったら勇気を出して声をかけてみたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿