2008年10月25日土曜日

Vacances de Toussaint

9月2日に新年度が始まって、7週間と数日。2ヶ月以上の夏の大バカンスを終えてから、7週間と数日。そしてもうすでに次のバカンスのシーズンとなりました。それはトゥッサンToussant のバカンス。伝統的、歴史的にいえば、日本でのお盆のような季節で、フランス人の多くは先祖を偲んでお墓参りをします。でもバカンスはバカンス。小、中、高校では今日10月25日土曜日から11月5日まで、二週間弱のバカンスなのです。
正直、私にとったら「リズムをこわす」以外のなにものでもなく、音楽学校で新年度のレッスンを始めてわずか6週間でバカンスなわけです。せっかく調子がでてきたところなのに、もうお休み?
みんながみんなというわけではさすがにありませんが、家族で旅行にでかけるファミリーも多いもの。日本人の暮らしとあまりにも違いすぎるフランス人の生活。息抜きが大事だということには賛成ですが、彼らをみていると、逆に日本人のことが心配になります。「ちゃんと息抜きできてるんだろうか。」と。時々「日本人は、生物学上、生理学上、限界を通りこして働く習性がついちゃってるんじゃ?」と思ってしまいます。慣れというのは本当にすごいものです。

私が子供たちと同じだけバカンスをとっていたら破産するところですが、おかげさまで、オペラjrの方は、逆にバカンスを利用しての集中練習が組み込まれているので、私は普段と違うリズムで仕事をし、このおかげでなんとか生活にありついてるようなものです。

さて、さっき20時のニュースを見ていて気が付きました。今夜3時に冬時間に移行するのです。全く知らなかったから、下手したら明日仕事に変な時間にいってしまうところでした。

冬時間に移行する、つまり今日の夜中の3時に時計の針を一時間戻して2時にする。そのため、今回の時間変更では一時間プラスアルファが生じるわけです。
この「夏時間と冬時間」システムについて、私は基本的に反対です。だってリズムがくずれるもの。たかが一時間だけど、されど一時間。実際問題、牛や豚などの動物にも影響はでるし、お年寄りの間でも睡眠トラブルが悪化したりして、あまりいいことはありません。

まあせめて、私にとったらこれを機に早起きする習慣がつくといいな~。

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