2008年12月21日日曜日

期間限定

ただいま私は、オペラjrが2月末に公演するパーセル作曲のオペラ「ディドンとエネ」の集中練習の間最中です。2週間前の土曜日の夜にペルピニャンの教会でコンサートをして以来、メンバーの多くが風邪をひいてしまい、高熱、あるいはインフルエンザだとかいいながら練習にくるので、ありがたくない菌がまわりに漂う中での仕事。
この練習の様子をお伝えしようと思ったのですが、その前に、先週の火曜日に、France3の番組「C'est mieux le matin 」でオペラjrがゲストに迎えられて紹介されたときのことをお伝えします。

普段から新聞記事、テレビのニュースの中でなど、メディアにもよく顔がとおったオペラjrですが、今回の番組では15分くらいをあてて紹介されていました。番組はトゥールーズのスタジオで収録、生放送だったのですが、創設者でありディレクターのウラジミールとともに、16歳の二人の女の子が出演しました。

スタジオでの生演奏とインタビューに加え、これまでのコンサートのときの取材風景などがまとめられ、ちょっとした特集ルポルタージュのようになっています。
数日間だけ、インターネット上で録画が見られるようになっているので、どうぞ早い目に覗いてみてください。

「C'est mieux le matin(朝がいいね!)」 という番組のMardi 16 décembre(12月16日火曜日)
の放送です。 ビデオ画面右横の日付リストからmardi 16 décembreを選んでクリックしてください。

http://jt.france3.fr/regions/popup.php?id=m31a_cestmieuxlematin&video_number=2

番組が始まってから12分あたりからの15分間と、番組最後に一曲演奏があります。

もちろんフランス語ばっかりですが、音と映像で雰囲気は伝わると思います。

オペラjrは、ウラジミールがモンペリエに来て活動をはじめてからまもなく18年。最初はオーディションなどもなく、「やりたい人はみんな参加!」のような状態から始まり、年々発展、成長を続けて活動の幅を広げてきました。
ここに出演した二人の女の子は、8歳、9歳ごろからオペラjrに参加して、現在16歳になったばかり。これまでにいくつものコンサート、オペラ、舞台を経験して、オペラjrとともに成長した100パーセント生粋のオペラjrっ子です。この先それぞれどんな道に進んでいくのかはわからないにしろ、カメラを意識しすぎたりおじけづくことなく、のびのびと歌っている姿にオペラjrの成果が表れています。ウラジミールが誇りと自信をもって紹介するのもうなずけます。
2月の「ディドンとエネ」では、この二人が主役のディドンと準主役のべリンダを歌います。大物演出家とともに作り上げるこの舞台は、みどころいっぱいになること間違いなし。また追って報告しますね。

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