向かった先は、大の犬好きの私に、前々から「たくさん犬がいる公園があるよ~。しかも大型犬がいっぱいだよ。」と言ってくれていた公園 Domaine de Méric。
私の家からは北に20分ほど歩いていったところにあります。ここは19世紀の印象派画家バジユFrédéric Bazille の夏の別荘だった土地で、周辺の風景は彼の作品によく描かれています。
この入口の門から見えるように、私は入ったらしばらく木陰を歩くもんだと思っていました。
が、中に入って私は一声。
「うわ~~!!」
だって予想していなかった景色が目に入ってきたからです。
それがこちら。
木陰を歩くのではなくて、広い広い野原が広がり、一面の花畑だったのです。
この日、気温はかなり上がり、夏日の始まりでした。青い空の下に花畑。なんて気持のよい風景でしょうか。
こんな景色を見ながら平日の昼間っから、おにぎりを持ち込んでピクニックをしたのです。贅沢な話ですね。
普段、犬がたくさんいると聞いてはいたけど、まあ平日の昼間なので散歩に来る飼い主もおらず、犬さんたちにはお目にかかれませんでした。逆に、大型犬がたくさん遊んでいる風景なんて見たら、私大興奮しちゃって、そのあとで仕事にも行かなくなる危険がありますからね。
この公演で何に驚いたって、静けさにも驚きました。
この敷地は周囲が木々で囲まれていて、音を遮断しているよう。静かな花の国。まるで異空間。
奥にはかの画家の屋敷が見えます。
この日はあまり時間もなかったので、この野原を見ながらピクニックをして帰りましたが、この敷地はかなり広いみたい。イギリス式庭園もあるのだとか。
今度またゆっくりとお散歩に来たいなと思いました。
モンペリエの街のすぐそばにこんなところがあるとは知らなかった。在7年目にしてまた新たな発見。
「モンペリエ、なかなかやるな。」です。
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