ル・キャトルーズ・ジュイエは毎年フランスが国をあげての盛大なセレモニーを繰り広げる祝日です。シャンゼリゼ通りをフランスの軍隊、兵士とともに大統領がパレードをするのがお決まり。
この日はいくつものテレビ局がパレードの様子を競って生中継します。
私は仕事に行く前の昼過ぎに、ちょっぴりテレビをつけてパレードの様子を見てみることにしました。すると大統領のシャンゼリゼパレードなんかはとっくに終わっていて、ちょうどパレードの後半が始まるところでした。
個人的にサルコジ氏は好きじゃないし、何気なくつけただけのテレビでしたが、とあるものに釘づけになってしまいました。
画像は悪いですが、これなら著作権うんぬんの問題もないだろうと思って、テレビ越しにとった写真でご報告。
パレードの後半は、パリの上空を横切る戦闘機の上空パレードではじまりました。青・白・赤のトリコロール色の煙が青い空に映えます。
戦闘機が整然と並んでいくつかのグループが通ったあと、登場したのがパラシュート隊でした。
訓練に訓練を重ねたプロ中のプロ8人による降下が行われたのですが、あまりのかっこよさに私はテレビにくぎづけ。
彼らはパリの上空2500メートルから数秒間隔でそれぞれがダイビング。それを上空から移すカメラ映像からは、パリの青い空を舞うパラシュートが映し出されました。
さて、この彼ら、よく見ていると、単に風任せなのではなくて、みとごに操縦していることがわかりました。
高度を下げるための動きと、うまく風にのってすごいスピードで水平移動する動きの違いが明らかなんです。
しかも水平移動するときのスピードの速いこと。
私はこんなの見たことがなかったのでびっくり。
まるで猛スピードを出すバイクのような早さです。
そして一口にパリ上空とは言っても、広いエリア。
いったいどこに着陸するのかな、、、と気にしてみていると、、、
なんとなんと、コンコルド広場に設置された大統領たちが並ぶ中央の特別観覧席前への着陸をしっかりとコントロールして、まるで飛行機が滑走路に降り立つみたいに、ピンポイントで着陸してきたのです。
コンコルド広場のこの向きで、、、
ほら、大統領の目の前で着陸。
すごいです!!
私はパラシュートというものは、だいたいの着陸エリアは目指しているけれど、風の気流任せ的な要素が強いと思ってたんですね。
ところがどっこい、降りると決めたところにこんな正確に降りてくるだなんて。
でももちろん、テレビ中継でも何度も繰り返し説明されましたが、彼らは新鋭中の新鋭パラシュート隊、すごいトレーニングを積んだエリートグループで、世界トップのレベルを誇るとか。
これをみて私は「かっこいい==!」と興奮。
しかもしかも8人目は女性だったんです。
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