この季節になると、日本のサイトで「特集 お花見!」とかいうのを見るたびに日本の四季が恋しくなってしまう私ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
例年に比べて一段と寒さが厳しく、雨の日もとても多かった今年の冬ですが、2週間前の大雪が最後の締めくくりだったようで、ここ一週間で気温が上がり始め、今日は気持ちのいい快晴となりました。
これこそモンペリエの空の色!
ついに春到来ですね!
このブログもちょっぴり間があいてしまいましたが、実はハードスケジュールのためにへたれ気味な私。
近頃になって、結局27日間ノンストップで仕事をするというのがノーマルなことになってしまっていることに気がつきました。とにかく今年度のスケジュール調整は失敗したようです。フランスでは春先から6月の年度末、シーズン末に向けて、どこもかしこも行事の目白押し。そのため私も只今また超ハードスケジュールと格闘中で、正直疲れています。。。
そんな中、友人に誘われて、先週、平日の昼間に息抜きがてらお花見に行ってきました。
場所は、昨年お花がいっぱいの公園として紹介したメリック公園(Méric)。
前の時とは時期が違うので見れるお花は一緒ではありませんが、この日の私たちの目的はこの花。
桜のようでしょう?
実は、私がモンペリエに来て初めて迎えた春、街のあちらこちらでみかけるこの木を見て、「あれ~、意外と日本の桜ってフランスでも見れるんだ~。」と驚きつつも喜んでいたものです。
しかし、数年たってからこれは桜の木ではないということが発覚。
フランス人に「これはアーモンドの木だよ。」と言われて初めて知ったのです。
でもたとえ私が植物にうといとしても、とても似てるでしょう?
この日のお花見さんぽでもこんな立派な木を見つけました。
こうなると本当に日本のお花見。
ついつい「この木の下でシートひいてお弁当とビールで楽しんじゃう?!」という気になっちゃいます。
フランス人はそんなことは思いつかないんでしょうかね。
ま、「昼間っから花一面の木の下でお酒」っていう発想が、アジア人固有の発想なんでしょうね。
この公園はモンペリエ市の端っこにあるのですが、となりの街カステルノーとの境には川がながれ、公園の裏手はお散歩やジョギングコースとして市民に愛されているエリアです。
前々から話には聞いていたのですが、私がこの川沿いまで行くのはこの日が初めて!
仕事の合間をぬっての短いお散歩でしたが、太陽の光と花の香りと水の音によって、心に栄養をもらったのを感じました。
もともと「モンペリエは年中穏やかな気候で快晴ばかり。」と聞いていたのに、今年の冬の気候はまるでよその国みたいでしたからね。
仕事ばっかりしてないで、たまにはこうして心身のリフレッシュと心の栄養補充にでかけないとな、と思ったお花見散歩でした。
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