2010年12月3日金曜日

あのう、暖房が、、、。

こんにちはみなさん!お元気ですか?

もう12月なんですね。
忙しさに追われている間に、ついに11月はブログの記事更新なしで過ぎ去ってしまいました。
このブログを始めて以来、初めての不覚!
素敵な出会い、笑っちゃうこと、我慢できないことやら、お伝えしたいこと、ネタはたまる一方だったので、こんなに長いことご無沙汰してしまったことが自分でも残念です。これを機会に、ブログの内容をちょっと見直してスタイルを変えていこうかなと検討中です。今まで長い記事が多かったから。

さて、只今フランスは寒波に見舞われていて各地で大雪、こちらモンペリエでもこのところ毎朝氷点下を記録しています。寒さが苦手な私にはこれだけでもきついのに、なんと3日前から暖房が使えなくなってしまいました。

さ、寒い。。。

私のアパートにはフランスでは一番オーソドックスで伝統的なスタイルの暖房があって、壁に備え付けられたパネルの中を熱湯が循環することによって部屋があたたまるしくみなんですが、大元はガスによる点火でお湯ができるというシステムです。

で、そのボイラーの安全と管理のために毎年点検にくる業者さんがいるのですが、この人がよく言えばモンペリエ人らしいというか、悪く言って信用ならない適当な不誠実な人といいますか、要はあてにできない感じの人だったんです。

このボイラーと暖房システムともに、昨年の冬から徐々に気になる個所がでてきて、ついにこの秋には循環する水の圧力が異常値を示すようになり、同時にボイラーからの水漏れがひどくなったので、私もこれはいかんと判断。11月頭に見に来てもらったのでした。

この話を前もって大家さんに予告すると、状況を把握するために自分もその場に立ち会いたいと言って、大家さんも約束の時間にくると言っていました。

さてこの業者さん、約束の日に予定より早い時間に現れたので、「大家さんが来ますから、、、。」と伝えると、どうも変な感じで、さっさと作業を進めていき、予定の時間を前に終了。
「とある部品が水漏れの原因だからそれを交換しないとだめ。でも今はその部品をもっていない。」とおっしゃいました。
そのことを大家さんと直接話し合って欲しかったわけですが、彼は「建物の下で大家さんを待つから。」と言って、「何かあったらすぐに電話くださいよ!」といつものキャッチフレーズと共にさっさと立ち去って行った。私も何もすることがないのに部屋に引き留めてもなんだからと思ったので、彼が言うことを信じてさよならしました。
すると、数分後に電話をしてきたのは大家さん。
「今アパートの前に着いたんだけど、業者のトラックが発進していったけどどうなってるの?!」と。

。。。

別に大家さんは大幅に遅刻してきたわけでもなくって、約束の時間より3,5分遅れただけ。
まるで大家さんに会いたくなかったかのような業者の行動。

いずれにしても普通なら、そこから部品をとりよせて交換してはい問題解決!とさっさとすむようなものでした。

私は一週間ほどたってから、大家さんにどうなったのか電話をいれました。
彼は「自分(大家さん)の費用もちでOKだと伝えたから、(私が)業者に電話して、早く修理にきてもらうように。」と言いました。
ただ、11月の間は私はほぼ毎日朝から晩まで忙しかったので、修理にきてもらう時間帯もなにもなかったので、そのまま2週間経過。
部品を取り寄せたからとか、向こうから連絡があってもよさそうにも思えたし。

でも結局は音沙汰なし。
で、忙しさのピークもおさまってきたし、寒くなってしまう前に問題解決を望んだ私は先週になってようよく改めて連絡をいれました。といっても留守電にメッセージを残すだけ。

そもそもの問題はというと、この業者さんには留守電にメッセージを残す他は接触する方法がないということでした。だから彼が電話をかけなおしてきてくれない限り、こっちはメッセージがちゃんと伝わってるのかなんなのか状況がわからない。

で、結局この時も音沙汰なし。

まあここまでは、問題もそれほど深刻ではなくって、しのげていたんです。
が、3日前に問題悪化。
水漏れがたんなる水滴ではなくって、常時水が垂れて流れる状態になってしまい、オケをボイラーの下に置いて水を受けるようにしていた私もついにお手上げ。
で、以来暖房なしになったわけです。
これには困った私は、再度メッセージを残すとともに、彼のメールアドレスを発見したので、メールでSOSを発信。

すると予想外にもすぐに返信をくれたはいいのだけれど、「あなたの大家さんは自分で部品の交換をしたいと言ってましたから、彼と解決してください。」と言ってきた。しかも「あなたからの電話は受けていない。」と付け加えてきた。「メッセージを聞いたら24時間以内にかけなおしたはず。」と言う。

微妙に怒りを感じつつも、私は???。
早速大家さんに「業者がこんなこと言ってますけど、、、、?」と連絡を入れると、大家さんも「はあ?」状態。
で、大家さんもこの業者とは電話での連絡があてにならないと以前から感じていたもんだから、メールで抗議と迅速な対処を要求。「leonardoさんに一刻も早く連絡を入れて修理してください。」と。

しかしこの業者、やっぱりあてにならない。
メールを見たのか見てないのかはしらないけど、その後24時間どころか36時間たっても連絡なし。

。。。

彼がなんのつもりかはどうでもいいけど、私、寒いんですけど。。。

こういう人を見ると、仕事する気ないんだったら、『あんまり仕事する気ありませんけど、それでよかったらどうぞ!』とかいう看板でも掲げたら?と思ってしまう。

このまま向こうからの連絡がなければ、私が再度大家さんに連絡を入れて、大家さんの怒りが爆発するのが目にみえている。

ふう。。。

この間、私には超小型ファンヒーターがあるのみ。
たくさん着こんでカイロを身につけてしのぐ。

「こういう類の怒りやら強いられる我慢というのは、日本社会では経験しなくていいことの一つ。」と自分にいってうなずく私でした。

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