2014年11月2日日曜日

珍獣との遭遇

フランスでは先週の日曜日から冬時間に切り替わり、気温も突然下がって、夏は過ぎ去ってしまった、、、という感が強い今日この頃。

ブログの更新をしようと思って、新しい記事を書き始めると同時に、ここ数年書き途中の記事がたくさんたまっていたことも気になって、なんだか中途半端にだらだらと更新しきれずにきています。

そんな中で今日は思い切って過去の書き途中の記事をアップさせてもらいます!

話題は世にも珍しい動物との出会い。

ある日、音楽学校の同僚であり友人であるMから「leonardoに紹介したい奴がいるからうちに寄ってよ!」と言われて、大型犬も猫もいるにぎやかなおうちに入っていくと私の目の前に現れたのがこちら。


じゃじゃーん。

私の反応 「え、これ誰??何という動物??」

M「シンシラーだよ!」

私「シンシラーって何??」

猫でもうさぎでもなく、ねずみでもハムスターでもなく、でもなんだか大きなハムスターにも見えるこの生き物。「シンシラー」というその響きが、初めて聞くような、聞いたことがあるような、、、で頭の中で精一杯自分の知識と思い出をしぼりだそうとしました。





大きさはこのように両手に乗るサイズ。



植物の根っこやナッツ系、ドライフルーツなどを喜んで食べているこの動物。

皆さんはご存知でしたか?

シンシラーというフランス語発音が邪魔をしましたが、そうです、どこかで聞いたことがあったチンチラだったのです。質のいい毛皮の話でしか聞いたことがなかったけど、このような姿の動物だったとは!全然知りませんでした。

当時、Mの家は男一人女二人の共同シェア生活でしたが、ある晩、トイレから変な音がすると思って見に行くと、水を飲もうとして(人間用)トイレにはまったチンチラ君がおぼれかけていたそうです。誰も音に気がつかないで夜を過ごしていたら危うかったと思いますが、無事救出されてラッキーだったチンチラ君。
Mにもすっかり懐いていましたが、その後、他の人にひきとられていったそうです。



思いがけない、しかもこれまで見たこともない動物との出会いって、非日常的な驚きで新鮮でしたよ。

この話はかれこれ5年くらい前のこと。
懐かしいです!


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