2022年3月31日木曜日

モンペリエ/モンプリエ

久しぶりのブログ投稿になります。

皆さん、お元気ですか? 

2022年の3月も終わろうとしていますが、信じられないようなことが次から次へと起きてしまう世界ですね。

私にとってはどれもこれも、地球に暮らす者に「変わろうよ」というメッセージが送られているような気がしています。コロナ禍が始まったときに感じたことと根本はつながっていて、その延長線上でしかないと思っています。戦争も、諸国の関係にしても、地球環境の問題にしても、2020年に明るみになったことと同じ問題が絡み合ってるように思えます。何も私はスピリチュアル系のメッセージを発するつもりはなく、それこそもっと具体的で現実的な部分で変わっていかないとなあと思う毎日です。

さて、少し事情があって、しばらくモンペリエを離れていました。モンペリエ生活をし始めて20年になりますが、数か月離れたのはこれが初めてのことでした。

おかげでモンペリエに対してもフランスに対しても、外から見る時間を得て、また新たな客観的な目でみつめることができるいい機会となりました。

久しぶりに見たモンペリエの街は、やっぱり大きすぎず、小さすぎず、ごく人間的な生活ができるちょうどいいサイズの街だなということを再確認できる感じでした。悪い面を見れば、汚かったり乱雑な感じも漂いがちですが、それもひっくるめて、やっぱり「解放感」とか「自由」なムードにあふれる街でもあります。

近年治安がかなり悪くなってしまったのは本当に残念ですが、なんとかこれ以上の悪化はせずに、いい意味での「解放感」や「自由」を大事にしていって欲しいなと、なんだか親心のような心境にもなります。 

ストリートアートが盛んになったモンペリエですが、今の世界がこの状況であるだけに、今回ハートあふれる絵が目につきました。

 



 

山あり谷あり、酸いも甘いもひっくるめていろんなことが起きるモンペリエ生活ですが、この20年という節目をもって、私自身また新しい冒険に繰り出すのもいいかなあとも思っています。

そういえばすでに以前にもそんなことをブログでも綴っていたような気がします。もともと人生は冒険だと思っている性分なのだろうから、これからも変わらないのでしょうね。

どうぞ皆さんの暮らしや街が、暖かい気持ちあふれるものでありますように! 


余談になりますが、フランス語では「モンプリエ」という発音の方が主流ですが、日本語表記では「モンペリエ」の方が今も主流なのですね。地元の周辺地域のなまりでは「モンペリエ」となる人も多いので、日本人が「モンペリエ」と言うと、上手に現地のなまりもマスターしたかのようにもみえます。皆さんも知り合いのフランス人がMontpellierをどう発音するか、チェックしてみてください!

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