ご紹介した「Festival des fanfares de Montpellier」の映像を見た方は、お気づきになったでしょうか?参加バンドの衣装にご注目を。
このフェスティバルは、参加グループの演奏を楽しむだけのものではないのです。
各グループ、各自が、仮装と言ってもいいようなファッションで参加しているのです。たいてい、グループごとにファッションのテーマが決まっていて、一目見て参加バンドのメンバーだとわかります。
休憩中のグループ、ステージにあがるスタンバイをしてるグループと、そこら中にいますから、文字通り町内中がお祭り会場です。
仮装するなんて、若者が楽しんでるだけだろうと思われるでしょうが、いいえ、このフェスティバルは、観客が老若男女色とりどりのように、参加バンド側も若者グループだけなのではなくて、かなり年季の入ったグループもたくさんいます。
パンクなおばさん、いや、おばあさん(と言っては失礼だけど)もいます。
おかげで、ステージ上にいるミュージシャンだけでなく、会場となっている地区全体で、楽器を担いだ人はもちろんのこと、仮装している人たちとすれ違い、自然と微笑みがこぼれる雰囲気に包まれています。だからこそ、誰もが「C'est sympa !」と認める人気のあるフェスティバルであり続けられるのでしょう。
主催者のフェイスブックページでは、写真だけでなく、ビデオも紹介されているので、ぜひのぞいてみて下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿