2022年6月4日土曜日

ファンファがやってきた!!

6月最初の週末、私が住む町内が騒がしくなる「アレ」がやってきました。

それはFestival des Fanfares de Montpellier。ファンファのフェスティバルです。Fanfareというのはファンファーレと同じ言葉ですが、日本で言うブラスバンドですね。

日本の部活動でもおなじみのブラバンが、ポップスからクラシック曲まで熱心に練習して質の高い演奏をしていますが、このフェスティバルに登場するブラスバンドは、ノリノリ系の音楽が持ち味のバンドぞろい。自然と観客もノリノリ系です。

以前にもこのブログでご紹介したこのイベント、毎回かなりの大盛り上がりで、モンペリエでは夏の始めに欠かせない、人気のイベントでもあります。

 

 

去年と一昨年、コロナ禍で中止となっていたために、晴れて復活となる今回のフェスティバル。今回で25回目を迎えるそうです。

会場は、モンペリエの中心地に隣接する住宅街の通り。 町内のいくつかのメイン通りに複数の仮設ステージが設けられて、いくつものバンドが変わりばんこに演奏を披露します。

 


上の案内図にあるAからDが仮設スタージ。1から3は道端の簡易ステージ。

こうしてステージがいくつかあるため、町内ではあちらこちらで演奏が行われ、ちょっと歩けばまた別のバンドに出くわす、という感じなんです。

町内のレストランやバーは、そろって屋外スタンドを設けて、飲み物を販売します。

日本の夏のお祭りとも似たようなイベントではありますが、大きな広場とかで行われるのではなくて、住宅地の通りにある小さな広場とかスクエアなどにステージが設けられて、飲食スタンドは店頭販売になるので、まさに住宅地の通りがイベント会場。町内が人であふれるという状態をイメージしてみてください。

演奏される音楽がノリノリ系なので、自然と観客も熱狂型なわけです。となると、どんな雰囲気のイベントとなるか、、、(笑)

さきほどから町内、町内と言っていますが、参加するバンドがモンペリエのそこらの愛好会グループというわけではありません。

今年の参加グループ数は、25回にかけて25グループでした。

ざっと見てみても、地元モンペリエからの参加は5団体。パリから7団体。マルセイユから2団体。さらに毎回海外組も参加するのですが、今年はまだコロナ禍の影響で少ないのでしょうか。ハンガリーから1グループと、なんとチリから参加というバンドもリストインしていました。

町内のお祭りという規模を超えているのを想像してもらえるでしょうか。

けれども主催者は、しっかり地元町内の実行委員会。ノリノリブラスバンドが大好きで、ビールが大好きで、という顔ぶれが想像できます。

少し連投でこのフェスティバルについてお届けしますね。

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