さて、5月頭にあったオペラ座のイベントのお話です。
「Tous à l'Opéra !」、訳して「みんなでオペラ座に行こう!」。フランス全土で行われるオペラ座のプロモーション的なイベントで、今年で15回目を迎えました。
モンペリエのオペラ座でも5月6日から8日の週末にかけて行われたのですが、もちろんメインは土日。
オペラ座コメディの内部ガイド付き見学や、本番前のリハーサルの見学などがあって、朝から家族連れなどで賑わいました。
毎回「Tous à l'Opéra !」の毎にメインテーマが設定されるのですが、先日お伝えしたように、今年のテーマは「楽器製造」でした。
そのためにモンペリエのオペラ座でも、管楽器職人さんと弦楽器職人さんを招いて、楽器作りを紹介するアトリエと、チェンバロ奏者による楽器紹介のアトリエが開かれました。子供から大人まで参加無料。人数制限のための事前予約があるだけです。
楽器作りについては、土曜日の朝が管楽器職人、日曜日の朝が弦楽器職人。それぞれ10時からと11時からの二回アトリエが設定されました。 こういうタイプのアトリエは確か初めての試みです。
私はかれこれ長いことオペラ座のコンサートやイベントに参加していなかったのですが、今回はこれをお目当てに、参加するぞムード満々。 事前予約必要だったので、担当部署に電話して二日とも参加したいとお願いしたところ、締め切りは過ぎていたのですが社員扱いということで(?)参加OKにしてもらえました。
朝は苦手な私ですが、通勤でもないのに朝からオペラ座に向かうのは珍しいこと!しかも週末の朝っぱらから!でも通勤じゃなくて、仕事と関係があるコンサートなどに行くのでもなく、純粋に一参加者としていくので、お出かけ気分ルンルンで出かけました。 モンペリエの5月ごろの気候は文字通り最高です。
オペラ座内見学の人達はメインエントランスから。楽器のアトリエの人達は通用口が集合場所です。メールでの事前予約制なので、スタッフが入り口で名前のチェックをしてから、会場となる最上階にあがりました。毎日通ってる建物なのに、お客さん気分で建物に入ると、こうも感覚が違うのかと、我ながらの新しい発見におもしろい感覚をおぼえました。よっぽど楽しみに張り切って行ったのでしょうね。
土曜日と日曜日、それぞれのアトリエの様子を追ってお伝えしたいと思うので、どうぞお楽しみに。
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