2022年8月13日土曜日

Salvetat / サルヴェタ

 Salvetat/サルヴェタというと、フランスに住む人は○○を思い浮かべることでしょう。

 

 

かわいらしく爽やかなパッケージの、ご存じ炭酸水/スパークリングミネラルウォーターの「La Salvetat / ラ・サルヴェタ」のことです。(カタカナでサルベタと表記する人もいると思います)

フランス全土でそうなのかはわかりませんが、モンペリエなどフランス南部では、スーパーのお水コーナーでおなじみの水です。ガストロノミックな高級レストランで提供される水というよりは、庶民が日常的におうちで飲むポピュラーな水といったところでしょうか。

私はフランスに来た一年目に、日本では見たことのない、この甘くない炭酸水というものの存在を知ると同時に、このサルヴェタが、エロー県にあるSalvetatという地名のことだと知りました。

当時、車も持たずに、行動範囲も限られていた私ですが、知り合いの人が所有する山の家に連れて行ってもらう機会に恵まれたからです。その後、自分で車を乗り回すようになってから、少なくとも二回は足を運びました。

La Salvetat-sur-Agoût (ラ・サルヴェタ・シュール・アグー)は、エロー県の西の端、お隣のタルヌ県との境間近にあります。アグー川が通るところにあるサルヴェタ村という感じです。


 

地図にもあるように、サルヴェタから東に行けば、およそ二時間でモンペリエに着き、同じく西側に二時間行けばトゥールーズがある、という地理環境にあります。

ここ一帯は高地あるいは山間地になっていて、Parc Naturel Régional Haut-Languedocと呼ばれる自然公園のエリアでもあります。山あり、森あり、湖あり、川ありの快適なエリアで、まさに「お気軽」という言葉がぴったりの、庶民派のバカンス地という感じです。

モンペリエに住む日本人でも、馴染みのある水サルヴェタが、エロー県にあるサルヴェタから来ていると知らずにいる人も結構いますが、いいところですよ。

毎年夏になってモンペリエの街の気温が上がり始めると、「近場で涼しいところ、、、」と近場の逃避先、お手頃な避暑地を思い浮かべるわけですが、エロー県内であり、高速を使わずに車で二時間ちょいで行けてしまう距離にあるサルヴェタは、私にとって気軽に行ける避暑地の一つとなっています。

また詳しい情報は追ってお伝えしますね!

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