豪華二本立てだったカテドラル・サン・ピエールでのプロジェクション。
もう一つテーマは「Les jardins fantastiques」というタイトルで、幻想的庭園といいますか、植物をテーマにした、世界各地の風景といった感じ。植物公園のすぐ横ということも意識しての選択でしょうか。
例えば、ジャングルっぽいイメージ。
アラビアンナイトを感じさせるイメージ。
次に典型的なアジアンな感じですが、これは明らかにジブリ映画の「千と千尋の神隠し」から来てますね。
そして、アメリカのカウボーイの世界を象徴する荒野。
この画像はどれも常に変化して動きがあるものだったのですが、 CG画像とはいえ、それぞれいろどりが鮮やかで、かつ手作り感のある絵で、作り手の専門性やスタイルを感じながら見ていました。
ここでのプロジェクションの映像は、モンペリエの二つのCGグラフィックの学校の生徒さんたちが作ったもので、プロジェクションの最後にはそれぞれの名前も紹介されていましたが、そこで先生をしている知り合いの名前もしっかりと紹介されていて、タイミングよく気が付くことができました。どんな分野にしても、何かを制作することを学ぶ生徒たちの作品を、こうして大勢の人達の前で発表できることは、先生にとってもうれしいことでしょう。
実は近年モンペリエでは、CGグラフィックやアニメーションの学校が 盛んに発展して、その数は二つだけではなくて、それぞれが実績を上げて、知名度もぐんぐんあがっている状態です。
テクノロジーの発展に感心するとともに、次世代の若者たちが腕を磨いて、やがては世界に飛び立っていく様子が想像できて、うれしい気分になりますね。
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