初めてペイルー公園に会場を移した、モンペリエのマルシェ ドゥ ノエル。
今回は大成功のようで、連日たくさんの人でにぎわっているようです。
クリスマスマーケットでよく見られる山小屋風のスタンドを、 フランスでは山小屋という言葉そのままでChalets と呼びますが、今回は86のシャレが並んだそうです。
伝統工芸の品を売る店、手作りアクセサリーの店、革製品の店、 ろうそくの店、などいろいろありますが、 食べ物やさんも充実しています。
わたがし屋さんのように食べ歩き用もあれば、チーズ屋さん、ソーセージ屋さんなど、 おうちに買って帰るためのお店もあれば、 キッシュやウィンナー、クレープ屋にチュロス屋と、お食事からデザートまでそろいます。
以前にお話ししたように、クリスマスマーケット自体がどちらかというと東ヨーロッパの伝統文化ということもあって、あちらのものを紹介している店が多いです。
プレッツェル(Bretzel)もドイツの菓子パンですもんね。
マルシェの中央にはテーブルやイスが準備されていて、 最初からマルシェに来て飲食目的で来る家族や仲間同士もたくさんいます。
寒いのに賑やかなことといったら!
さて、ここで一つ、クリスマスマーケットで飲むものと言えばなんでしょう?
伝統的であり、この季節に屋外で飲むのにもってこいのもの。
それはホットワイン。フランス語では「Vin chaud」です。
シナモンやオレンジをきかせていたりもします。
寒い日に外で
Vin chaudを一杯飲みたくなる。季節柄の行動の典型ですね。
久しぶりだったので、私も一杯飲んできました!
ノエルのマルシェは子供に楽しんでもらう場でもあります。
先日お伝えしたように、モンペリエのマルシェではここ数年、 小さなローラーコースターやスケートリンクまでできていたのです が、今回は会場の関係からも、そういう大掛かりなものはなし。代わりに、と言って正しいのかわかりませんが、 いろいろな催し物に工夫を凝らしていたように思います。
写真撮影スポットもマルシェの中に用意されていました。
サンタさんに充てた手紙をいれるポストとクマサンタ。子供づれファミリーで行列ができていました。
マルシェの奥、水道橋のふもとでは、サンタさんのそりです。
イベント系の方では、いろいろなパレードがあったようです。
今年のマルシェ ドゥ ノエルに行った人の声を聞くと、老若男女問わずに満足した人が多かったようです。
コメディ広場の工事が理由でペイルー公園になったわけですが、一周してみた感覚では、エスプラナードでしていたときよりも、フードコーナーを真ん中にして、コンパクトにまとまった感じが、より「村」っぽい雰囲気を作り出していて、クリスマスマーケットに相応しかったんじゃないかと思います。
さて、来年度はどこで開催するんでしょうか? 次回の発表を楽しみにしたいと思います。
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